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応用情報技術者試験勉強ブログ

公務員試験勉強用ブログとして始めたが、途中で応用情報技術者試験用に変更。
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2012年8月ロシアWTOに加盟

2012年8月ロシアWTOに加盟
ロシアが長年の念願だった世界貿易機関(WTO)への加盟を果たした。ロシア政府はこれをきっかけに、対ロ貿易・投資の障害となっているビジネス環境の整備を着実に進めてほしい。
ロシアがWTOの前身である関税貿易一般協定(GATT)への加盟を申請したのは、ソ連崩壊から間もない1993年だ。加盟まで19年あまりを要した。
加盟交渉が長引いたのは、米ロ関係の緊張やグルジア紛争といった国際政治の影響があったほか、国内でも慎重な意見が根強かったからだ。リーマン・ショック後には、国内産業の保護を目的に自動車の輸入関税を大幅に引き上げ、国際社会の批判を浴びた。
WTO加盟により、ロシアは関税の引き下げや投資障壁の緩和といった市場開放の義務を負う。国際ルールを無視した保護主義的な政策もとりにくくなる。半面、ロシアは他の加盟国から最恵国待遇を受けることができる。
乗用車の輸入関税は7年かけて引き下げるなど、直ちに大きな効果が表れるわけではないが、貿易や投資の活性化がロシア経済に恩恵を与えることは間違いない。
ただ、世界銀行のビジネス環境ランキングでは、ロシアは世界の183カ国・地域のうち120位と極めて低い。汚職や腐敗、司法の独立性の欠如、煩雑な行政手続きといった問題が対ロビジネスの大きな障害となっている。
ロシアは石油や天然ガスなどエネルギー産業に過度に依存する産業構造からの脱却を進めている。外資を呼び込み、製造業を育成する必要がある。そのためにもビジネス環境の改善は急務だ。
日ロ貿易は昨年、300億ドルを超え過去最高となったが、ロシアの貿易総額の約4%にとどまる。
ロシアのWTO加盟によって、日本企業も従来よりリスク管理がしやすくなる。日本と距離的に近く、中間層の台頭で大きな消費人口を抱えるロシア市場をどうとらえていくか。日本企業も対ロ戦略を練り直す時だろう。

ダブリュー‐ティー‐オー 【WTO】
《 World Trade Organization 》世界貿易機関。GATTに代わって、世界貿易の自由化と秩序維持の強化を目ざす国際機関。1995年1月に発足。鉱工業製品や農産物のほか、通信・金融などのサービス貿易や知的財産権なども対象とする。本部はジュネーブ。


■引用元:
・日本経済新聞:ロシアはWTO加盟生かせ
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO45286530T20C12A8EA1000/

・kotobank:ダブリュー‐ティー‐オー 【WTO】
http://kotobank.jp/word/WTO?dic=daijisen