こんにちは。企画開発部のHです。
五年ほど前に、家にソファー的なものが無かったので、いっそマッサージチェアを買おうかなと思ったことがありました。でも結局高価すぎて断念、普通に小さなソファを買ったのですが、当時電気屋さんでいろいろなマッサージチェアを座り比べてみたりしていました。
その頃も、確かによくできていたのですが、先日久しぶりに売り場に置いてある最新のマッサージチェアを見てみたら確実に進化していてビックリしました。
特に写真のこれ。ファミリーイナダというメーカーのモノですが、今流行りのAIなるものを搭載しているということで、試しに座って電源を入れてみたところ、早速デモンストレーションが始まりました。
従来なら、何かしらメニューを選んで試すのですが、これはもう店で試し乗りされることを前提に、デモンストレーション用のプログラムが勝手に起動するようになっています。同時に、タブレット風のリモコンにいろいろなセールスポイントが動画で表示されるというわけです。
使用者の指圧点を自動で検知するというのは以前ももちろんあったのですが、これはさらにその時々の筋肉の凝り具合まで勝手に検知して最適な揉み具合を実現…するらしい。ご丁寧にリクライニングの角度まで勝手に最適化して動かしてくれます。あとは、全身いろいろな個所を揉まれ、またリクライニングも都度都度、寝かされたり起こされたりしながら…とにかくもう座ったら最後、機械のされるがままになるしかありませんよね。
で、他の製品はだいたい脚部に関してはわりと大味なものが多かったのですが、これは見るからにがっちりしていて、かなりしっかりホールドされる感じ。
さてさてデモンストレーションメニューも順調にこなされて、ほぼ全身すっかり気持ち良い状態になったところで、突然足を締め付けられて、思い切り引っ張られるという動作が。しかもその状態で腰のあたりは捻り運動に入ってきます。
まさか、こんなマッサージチェアに危険など無いだろうと気楽に構えていましたが、あまりの膝の激痛に、
「あ、これ以上無理無理無理！！」と
やむなく強制終了ボタンを押す羽目に。
「うーん、何だったんだ？今の。
そうか、脚部だけとりあえず、揉む力を弱に設定してみたら大丈夫かも。」
そして、もう一度チャレンジしたのですが、結果はまたしても同じメニューで強制終了。
その後も日をあらためてやってみたのですが、またしても惨敗。
それで仕方ないので、一度
隣に展示されていた同じメーカーのワンランク下の製品（写真の白いやつ）で試すことにしました。
これも同じくデモンストレーションを勝手に行う機種ですが、こちらの場合は、足を引っ張られても痛みは無く、無事に最後までデモメニューを全うすることができました。
「やっと勝てた！」という感じで、
気持ちを新たにいつもの黄色い上位機種に挑戦。
でも、結局また強制終了。
これは、もはや自分に問題があるのでは？！
自分の類まれなる身体の固さが原因なのでは？！
と、家で反省しながらもんもんと過ごす日々でしたが、
ある日、今日こそは！とまた性懲りもなく出向いた売り場を見て唖然。
中途半端に背もたれが倒れたままで、
リモコンのコードも荒っぽく外された状態の例のマッサージチェアが。
これは明らかに、お試しユーザーが
途中で耐えられた無くなって、無理やり脱出した跡でした。
うーん、やはり自分だけの問題じゃなかったのか。
恐るべしAI搭載マッサージチェア。
ていうか、買う気もないのに試してばかりはいけませんよね。
まさかそれを見抜いたのかAI。
とにかく恐るべしです。
五年ほど前に、家にソファー的なものが無かったので、いっそマッサージチェアを買おうかなと思ったことがありました。でも結局高価すぎて断念、普通に小さなソファを買ったのですが、当時電気屋さんでいろいろなマッサージチェアを座り比べてみたりしていました。
その頃も、確かによくできていたのですが、先日久しぶりに売り場に置いてある最新のマッサージチェアを見てみたら確実に進化していてビックリしました。
特に写真のこれ。ファミリーイナダというメーカーのモノですが、今流行りのAIなるものを搭載しているということで、試しに座って電源を入れてみたところ、早速デモンストレーションが始まりました。
従来なら、何かしらメニューを選んで試すのですが、これはもう店で試し乗りされることを前提に、デモンストレーション用のプログラムが勝手に起動するようになっています。同時に、タブレット風のリモコンにいろいろなセールスポイントが動画で表示されるというわけです。
使用者の指圧点を自動で検知するというのは以前ももちろんあったのですが、これはさらにその時々の筋肉の凝り具合まで勝手に検知して最適な揉み具合を実現…するらしい。ご丁寧にリクライニングの角度まで勝手に最適化して動かしてくれます。あとは、全身いろいろな個所を揉まれ、またリクライニングも都度都度、寝かされたり起こされたりしながら…とにかくもう座ったら最後、機械のされるがままになるしかありませんよね。
で、他の製品はだいたい脚部に関してはわりと大味なものが多かったのですが、これは見るからにがっちりしていて、かなりしっかりホールドされる感じ。
さてさてデモンストレーションメニューも順調にこなされて、ほぼ全身すっかり気持ち良い状態になったところで、突然足を締め付けられて、思い切り引っ張られるという動作が。しかもその状態で腰のあたりは捻り運動に入ってきます。
まさか、こんなマッサージチェアに危険など無いだろうと気楽に構えていましたが、あまりの膝の激痛に、
「あ、これ以上無理無理無理！！」と
やむなく強制終了ボタンを押す羽目に。
「うーん、何だったんだ？今の。
そうか、脚部だけとりあえず、揉む力を弱に設定してみたら大丈夫かも。」
そして、もう一度チャレンジしたのですが、結果はまたしても同じメニューで強制終了。
その後も日をあらためてやってみたのですが、またしても惨敗。
それで仕方ないので、一度
隣に展示されていた同じメーカーのワンランク下の製品（写真の白いやつ）で試すことにしました。
これも同じくデモンストレーションを勝手に行う機種ですが、こちらの場合は、足を引っ張られても痛みは無く、無事に最後までデモメニューを全うすることができました。
「やっと勝てた！」という感じで、
気持ちを新たにいつもの黄色い上位機種に挑戦。
でも、結局また強制終了。
これは、もはや自分に問題があるのでは？！
自分の類まれなる身体の固さが原因なのでは？！
と、家で反省しながらもんもんと過ごす日々でしたが、
ある日、今日こそは！とまた性懲りもなく出向いた売り場を見て唖然。
中途半端に背もたれが倒れたままで、
リモコンのコードも荒っぽく外された状態の例のマッサージチェアが。
これは明らかに、お試しユーザーが
途中で耐えられた無くなって、無理やり脱出した跡でした。
うーん、やはり自分だけの問題じゃなかったのか。
恐るべしAI搭載マッサージチェア。
ていうか、買う気もないのに試してばかりはいけませんよね。
まさかそれを見抜いたのかAI。
とにかく恐るべしです。