インターネット広告の中で、表示回数とえば広告が表示(掲載)された回数を言います。

よく使われる表現がimp(インプ、インプレッション)。業界ではなぜか3文字のアルファベットを使いますので、この場合だと「imp」ですね。

なぜかimpに限っては小文字が使われる事が多い気もします。

impressionの直訳は=印象 です。

ユーザーの印象に残った回数。という事からでしょうがうまく用いたもんだと思います。

 

しかしながら、印象に残っていない広告も表示回数としてカウントされている事を覚えておいてください。

表示回数(インプレッション)とはその名の通り広告が表示された回数と捉えがちですが、

実は画面に表示されていない場合もカウントされています。

具体的に言うと、今見ている画面では出ていないけど、スクロールした後に出てくる広告もカウント対象になっています。

 

これは、表示回数をカウントする概念が、「ブラウザに表示された回数」というものである為、画面に出ていなくてもカウントする事になります。

 

どういう事かと言うと、ブラウザというのは今見ている画面上だけの情報ではなく、スクロールした先もブラウザです。

ですので、実際にユーザーが見ていない、視認できていない広告も1インプレッションとしてカウントをしてしまいます。

この事から、実際のクリック率は正確ではないという事になります。

実際に視認された広告の表示回数のみを抽出する事もできる場合がありますが、今度は視認したという概念次第でまた数値が変わります。

よくあるのは、1秒以上表示された。というくくりで視認インプレッションという表現で使われています。

 

クリック率のABテストは、実は全く出ていない広告の表示回数も対象にしている事を考えると、いかに虚像の中でマーケティングをしていたかという事になります。

まあ条件が同条件なので全くのデタラメという事ではありませんので、大きな変化があればそれに合わせて次の施策に転じてもいいかもしれません。(あまりお勧めはしませんが)

 

とこのようにインターネット広告には色々な概念が奥に潜んでいるので、それを見落とさずに進めていく事が大切です。

 

 

また、これは知っていれば良し。というくらいのものですが、「リクエスト」という表現を使う時もありますが、これはブラウザから広告配信サーバーに対して広告の表示要求が送信された回数を言います。

どういう事かと言うと、ページが表示されている途中に別のページへ移動したりブラウザを閉じたりすると広告は表示されていませんが、表示要求はすでに送信されていますので、これは1カウントになります。しかしインプレッションの概念では0カウントです。

広告によっては、リクエスト回数を表示回数としてカウントしているものもあります。

これまたなんでそこをカウントするんだ?という疑問が出ます。

このように少し卑怯じゃないの?と思われる事も見方や立場で正しい基準となっている事もよくあるので注意する事が大事ですね。

ここに関しては広告主からこれはどちらですか?というような事を聞かれる事もないので、

インプレッションとリクエストという2つのカウントのされ方がある。という事を知っておけばそれで問題はないと思います。

 

(ブラウザ=IE、、Internet Explorer, Microsoft Edge, Mozilla Firefox, Google Chromeなどの、インターネットを閲覧するもの)

 

あまり文章を書く事がないので練習のつもりで書いていますので、

暖かく見守ってください。(笑)

 

では本日はこの辺で。