原作は海堂尊の医療エンターテイメント。
今回は(竹内結子マンセーの)これまでと監督が違うので、前売り券を買って少しだけ楽しみにしていた。
そしたら、思いもよらず試写会に当選したので前売りは嫁に譲って見に行きました。

感想は…
脚本は原作の世界観を壊さず、よかったと思います。
ただ、ネタバラシのタイミングが少し早いかなぁ。
もう少し、謎は謎のままで引っ張ってほしかった。
キャスティングもなかなか。
浅丘ルリ子が「死ぬ前感」全開で凄かったです。
一番残念なのはエンディング前で、長くてくどい。
小田和正の曲にのせて映像たれ流し。
もう少し演出しようがあるのでは?

細かいことでは赤ん坊がでかすぎ。
劇中で海堂先生を発見しました。

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長女がアイススケートをしたいというので、えびの高原へ行ってみました。
噴火している新燃岳にはちかいのですが、風向きのせいでほぼ灰が降ってないとのことでした。
しかし、現地では「チェーン規制」の看板が(;゜0゜)
途中まで行って見ましたが、昼頃だというのに本当に路面が凍結していて、運転の自信もないのでおとなしく帰りました。
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ちなみに昼食はさんまるこ亭
図書館の貸出期間は2週間。
この間に嫁と2人で読むのだが、予約したのがシリーズ物で、同時に回ってくると交互に読めない(読む順番が制限される)ので、とってもつらい。
というのが今週の状況です。

さて、本書は姫川玲子シリーズの第四弾、前作は「姫、大活躍の巻」だったのに対し、「玲子しゅに~ん、絶体絶命!」という感じである。
ある殺人事件の帳場で「捜査線上に柳井健人という名前が浮かんでも追及してはならない」という枷をつけられての捜査。
玲子は刑事として、主任として、女として、これまで最大の危機を迎える。

途中でだれが犯人か気づいたものの、更にその先に待っていたどんでん返しは期待を裏切らない。
玲子はもちろん魅力的だが、現実にいそうな上司や同僚、誰もが抱える心の闇を持った犯罪者など、作者の人物描写が好きです。
また、物語の終わりにもすべての問題が解決するわけではなく、積み残したものと折り合いをつけて生きていく姿にも共感できる。

このシリーズはこれで一区切りなのだろうが、一日も早い復活を心待ちにしている。


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