先日、紀尾井町の特設会場でひらかれている、

『空へ、海へ、彼方へ---旅するルイ・ヴィトン展』へ行ってきました。

カメラを持って行かなかったので、スマホ写真で失礼します~。


 

1854年から現在までのルイ・ヴィトンの軌跡を辿る旅がテーマ。

どうして、紀尾井町という場所だったのかというと、
1978年、日本初のヴィトンのお店が紀尾井町だったからなのだそうです。

 

 

私が20代の頃、どこへ行っても、ヴィトンのモノグラムバッグを

持った人に沢山、沢山、出会うものですから、天邪鬼の私は、かえって

敬遠してしまったブランドです。

 

じゃあ、どうしてヴィトン展へ行ったのかというと、エルメス展との比較を

してみたいな~と思ったからでした。

 

それが、ここ数年、丸の内へ通勤してた時に、通勤電車の中の

風景が一変していることに、ある日気づいて驚いたのです。

それは、ブランド(特にモノグラム)の バッグを持っている女性が
ほとんどいないこと!

 

いつの間に?どうして??
ブランドバッグが少し飽きられちゃったってこと?

会社員のお給料が安くなって、高いブランド品に手がでない?
世代の「人と同じはイヤ」というポリシー的なもの?

まあ、思い返せば、バブルの終わりに海外へ行くと、
モノグラムバッグを持っているのは、日本人ばっかりということも

ありましたので、ある意味、日本も成熟したんだと言えるのかも

しれませんが。

比較的、流行に敏感で、所得水準が高いはずの丸の内の女性たち

がそうなのですから、銀座や六本木などは別として、他のエリアは

どうなのでしょう???

 

まあ、さすがに、こちらの会場にはヴィトンのバッグを持った女性が

多かったのですけれど。

 


展示は、旅の足が、馬車から車、船、列車、飛行機というように

変遷していく中で、ヴィトンのバッグがどう適応・進化していったのか

見ていくことができました。

 

食器はわかりますが、お鍋までヴィトンのバッグで運んでたなんて

面白いですね。

 

 

もちろん、食器類だけじゃなく、楽器やお茶道具などなど、

オーダーで、専用ケースを様々つくってきたヴィトン。

 

 

こんな風に、皮の装丁を施した本専用のバッグも。
・・・ってか、私が一緒に行くなら、旅行に、こんなに本を持って行かないで~!

なんですけど。 (-"-;A

数か月の船旅だとしても、これだけの本を読んだんでしょうか?
それって旅?! ・・・と、一人でつっこみ入れてました。

 

 

ん~、世の中には、本を沢山持って旅したかった人が

結構いたんですね。
今じゃ、本もデジタル化してて、ipad 1台で済んでしまうんでしょうけれど。


 

お洋服の展示も少しありましたが、私は香水瓶のデザインにうっとり。

 

 

見え辛いですが、真ん中に赤ちゃんの後姿がありました。

 

会場は、ホテル ニューオータニのすぐ近くです。

個人的には、エルメスの展示の方が、ちょっとユーモアがあって
驚きがあって好きでしたが、ヴィトン大好き!という方は是非☆

 

 

旅するルイ・ヴィトン展

日: ~ 6月19日(日) (月曜休館)
時間: 10時~20時

場所: Ggoogle Map で「旅するルイ・ヴィトン展」で検索

※ ヴィトンのサイトから予約していけば、入り口で待たずに入れます。