「ベールの彼方の生活」はその題名から察せられるように主に霊界での営みについて、自動書記によって伝えられたメッセージです。

「シルバーバーチの霊訓」が主に地上生活においてわたしたち人間がどういう生活態度であるべきかと説いた内容であるといえるので対照的です。

だからといって基本的に内容に食い違うところはなく、どちらも読むことで霊界と地上の関係性の理解度・解像度があがるものと思われます。

 

「ベールの彼方の生活」は元々キリスト教の牧師であったオーエン氏が通信を受けたものであるため、表現にはキリスト教的な影響の濃さがみられますが霊媒(オーエン氏)にとってもっとも伝わりやすい表現を霊が行うことを考えればそうなるは当然かと思われます。注意を払って読めば決してキリスト教賛美的な内容ではないことはわかると思います。

また霊界の描写や表現には通信霊自身の捉え方や個性も反映されます。

シルバーバーチの霊訓を読まれた方がこちらを読むと、少し違和感を持たれる部分があるかもしれません。しかしそれなりの高級霊であってもそれぞれ考えの違いがあるのですからよくよく考えればそうであって然るべきと思われます。

 

潮文社が既に廃業されている為、紙では古本のみのようです

以前から無料公開されていましたが、現在はこちらから読むことができます

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