麤(ソまたはアライ)

                   

 

           

 

「女三人寄ればかしましいとは愉快だね」と軽快なリズムに乗って歌っていたのは、少し年配の方だと誰でも知っている、かしまし娘さんです。
漢字の女を3つ集めて“姦”と書けば“かしましい”。 “かしましい”とは、やかましいという意味ですから、今ならコンプライアンスを問われそうな漢字ですが、広辞苑にもしっかり載っています。
最近広辞苑を買ったので、さっそくその他三文字揃った漢字を調べてみると、森、品、轟、晶などがありました。中でも一番画数が多いのが、鹿を3つ集めた“麤”。33画あります。ソまたはアライと読みます。こんな字があるなんて、まったく知りませんでした。麤の略字は粗、意味はあらいこと、そまつなこと。粗末、麤末などと使われています。なぜ鹿が三匹集まると粗い、粗末になるの?現代を生きている私たちにとっては理解不能です。
姦、麤という漢字にはめったにお目にかかりませんが、材木屋にとっては木が3つで“森”が一番なじみがあります。ちなみに金が3つ集まって“鑫”というありがたい漢字もあります。皆様はどんな漢字がお好きですか。

 

 

木材の豆知識 No.189

シナ合板)

シナ合板とは、住宅の内装材、家具の化粧材として使われます。普通合板の表面に、化粧面として使えるシナ単板を貼り付けています。グレードは2種類に分かれており、片面のみ化粧に使えるものと、準両面といって両面が化粧面に使用できるものがあります。
ウッディヨネダでは、厚み 3mm/4mm/5.5mm 910×1820 片面化粧のシナ合板を在庫しています。

 

 

 

 火星の石 と たこ焼き

                   

 

           

大阪・関西万博 日本館についに行ってきました。日本館は、大阪・関西万博の数あるパビリオンの中でも人気が高く、何回予約にトライしてみても予約は取れませんでした。それが、日本館確約の万博ツアーがあったので、散々悩んだ末に行くことにしました。

私が、日本館で是非見たかったのは「火星の石」。この「火星の石」、南極で南極観測隊が見つけた、火星から来た隕石らしいのですが、なぜ火星から来た隕石だと判定できるのか私は未だに不思議です。「火星の石」思っていたのより大きくて、見ごたえがありました。

帰りに、新大阪の新幹線構内で食べたたこ焼きが意外と絶品でとても美味しかったです。今、駅なかの食堂もクオリティが高いのでびっくりです。短い時間でささっと焼いてくれた熱々のたこ焼きを食べて冷え冷え生ビールを飲んで最高でした。あっという間の日帰り万博旅行でしたが、「火星の石」とたこ焼きと生ビールに魅了された大阪での一日でした。

 

 

 

木材の豆知識 No.188

 

 

坪(つぼ)

1坪は、約3.3057平方メートル、畳2畳分。

1平方メートルは、約0.3025坪となります。

今でもフローリングを注文する場合は、1坪値段いくらですと言うことが多いです。

例えば、リフォーム工事で6畳間を畳からフローリングに張り替える場合、6畳なので3坪のフローリングが必要になります。ただし、呼び名は様々ですが本間、中間間、関東間など基本となる畳サイズが地方によって違うので、同じ6畳といってもフローリング3坪では足りない場合もあるので、注意が必要です。

                 <木材・建材ハンドブック 日刊木材新聞社>