麤(ソまたはアライ)
「女三人寄ればかしましいとは愉快だね」と軽快なリズムに乗って歌っていたのは、少し年配の方だと誰でも知っている、かしまし娘さんです。
漢字の女を3つ集めて“姦”と書けば“かしましい”。 “かしましい”とは、やかましいという意味ですから、今ならコンプライアンスを問われそうな漢字ですが、広辞苑にもしっかり載っています。
最近広辞苑を買ったので、さっそくその他三文字揃った漢字を調べてみると、森、品、轟、晶などがありました。中でも一番画数が多いのが、鹿を3つ集めた“麤”。33画あります。ソまたはアライと読みます。こんな字があるなんて、まったく知りませんでした。麤の略字は粗、意味はあらいこと、そまつなこと。粗末、麤末などと使われています。なぜ鹿が三匹集まると粗い、粗末になるの?現代を生きている私たちにとっては理解不能です。
姦、麤という漢字にはめったにお目にかかりませんが、材木屋にとっては木が3つで“森”が一番なじみがあります。ちなみに金が3つ集まって“鑫”というありがたい漢字もあります。皆様はどんな漢字がお好きですか。
木材の豆知識 No.189
シナ合板)
シナ合板とは、住宅の内装材、家具の化粧材として使われます。普通合板の表面に、化粧面として使えるシナ単板を貼り付けています。グレードは2種類に分かれており、片面のみ化粧に使えるものと、準両面といって両面が化粧面に使用できるものがあります。
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