7月25日、左手人差し指に大きな傷を負い、6針縫ってまだ完治していないことと皮膚がんの経過についてです。
皮膚がんの定期検診ではいつも通り、手術したところもソケイリンパへの転移も問題なしでした。
メラノーマ=悪性黒色腫は悪性度が高いので転移しやすく、発見が遅ければ…
医療に携わる人に話すと、早めにわかってよかったねとよく言われます。
指は大丈夫ですかと聞いてくれたので指を見せました。
複雑な切り方をしてしまったので傷の治りが遅く、まだ神経がないところがあり、麻酔をかけた状態のようになっています。
「傷はだいぶきれいになってきてますね。
神経は一度切れると他でカバーしてくれるものの戻らないから、もしかすると軽い麻痺のような状態は残るかもしれませんね」
「……………」
そうなんですか……、戻らないんですか……
仕事は技術講師だけでなく、アロママッサージやフェイシャルなどをしているので、手は命といえるくらい大事なものなのです。
今も違和感があるままやっていて、できない手技もあるのですが、これが続くのかと思うと少しショックでした。
日常では当たると違和感があり、気持ち悪い感覚になります。
パソコンではキーボードが打てるようになりました。
でも考えたところでどうしようもありません。
少しずつ治ってくれるのを願うことと受け入れることと、割り切ることしかありません。
できない手技はしないようにし、代わりのことをやればいいですし、
デモンストレーションをする時は、できない手技は怪我をしてできないと言い、反対側をやればいいことです。
日常では当たらないようにすること、
よく手を使う時はテープを巻いて保護すること。
傷ついてる指も私の大切な体。
こうなった指を頭で受け入れてあげたらいいねん。
よぅ、頑張ってくれたわ。
痛かったよね。
今まで以上に他の指が協力してくれて、もっといい仕事ができるはずだから。
現に指を切ってからは気持ちの面でもいろいろな変化があり、その結果お客さんの反応がすごくいいのです。
使い勝手が悪いけど、十分結果出せてるやん!
ただ今までのようなことが続くだけやん。
失ったものがあったとしても代わりに得るものが必ずあるはずだということを忘れないようにしたいです。
気持ちの持ちようでマイナスからプラスにもできるはずです。
その鍵を握るのは自分自身、あなたにあると思っています。
その前に強い前向き思考だけにならないように、本当はやはりショックだったということ、ずっとこうだとわかってどう思ったかなど、その時の気持ちに蓋をしないように受け入れて、ゆっくりと前に進んでいきたいです。