最近海や山へ出かけることが多く、自然の中で過ごす時間を大切にしています。
去年の秋頃、海で魚を畑で無肥料無農薬循環農法の野菜を採らせてもらい、それらを食べるという体験をしました。
その時に
「こんなふうにゆっくりと時間が流れるんだぁ~」
「これって本来の姿なんだぁ~」
「自然の姿のものってこんなに美味しいんだぁ~」
そう感じ、時間の過ごし方や時間の使い方を変えよう!
自然に帰ろう!
余裕を持とう!
そんなふうに思ったんです。
魚をさばいている時、とりたての野菜をその場で食べている時は夢中になっていました。
話もせず、黙々と行っていると
「大人は飽きてしまうことが多いけど、黙々とするのは子供」
だと言われました。
そのくらいから野草にも興味を持ち始め、とくにノビルには首ったけになり何度もこのブログで紹介しました。
さらにツクシやスギナをとったり、カニをつかまえたり、海藻をとったり、グミを食べたり……
子供の頃に楽しんでいたことをこの歳になって楽しんでいることに気がつきました。
そうすると子供の時に「食べたい」「美味しい」と思っていたことが、今同じように思うようになっていたのです。
大人は「ええ~グロテスク~」と引きまくった海藻。
4才と1才の姪にもう終わりだと言っても泣き出したのは、美味しくてまだ食べたかったからでした。
何も手が加わっていない自然のものは、美味しく体が必要としています。
それは頭で考える大人より子供のほうがよくわかっているようです。
体が必要とするものは自然(nature)の中にある自然(pure)なもの。
それに関わりながら過ごす時間の大切さは、子供のほうが知っているのだなと思います。
ふと見渡せば足元にあるのになかなか気付かない大人。
身長が高くなれば足元は見えなくなるのかな…
子供のほうが目の高さが低いぶん足元に気付きやすいのかな…
子供に教わることは意外と多いのかもしれないです。