薬には副作用が少なからずあるのは知られていて、できるだけ飲まない生活を心掛けています。
ですが、先日リンパ管炎になった時のことを書きましたが、「絶対何があっても飲まない!」とまでは思っていません。
この間同じ時期に入院していた人と外来であったのですが、その人はプレドニゾンというステロイドの飲み薬をずっと飲まれています。
薬には症状を抑えたり、治ることを期待して飲みますが、その他にも心の安心剤、安定剤になっているのだと、話をしていてわかりました。
私が高校生の時、内科に行けばよかったのですが、こんなにも気になるのなら・・・と精神科に1度行ったことがあります。
その薬を飲んでも別に変わらなかったのですが、薬の効果そのものより安心させたり、こころを安定させる働きがあるのがわかりました。
ノーマンカズンズについては以前に書いているのですが、それについてはこちら
彼は重度の関節リウマチ炎でアスピリンを何十錠と飲んでいて、さらに強い薬も何十錠と飲んでいました。
でもそんな薬漬けの毎日を打ち破りたいと、自らがいろいろと学び、直感を信じ、それを実行してくれる医者を探し実行しました。
そしてすぐに病院でも実践したのが、「笑いのある生活」です。
そして重症で薬漬けだった毎日から見事、薬のない生活になり、元気に毎日を楽しんでいます。
そして医学について素人であるカズンズが論文発表するという、珍しい出来事と偉大な治癒力に注目が集まり、
医者をはじめ、多くの人から問い合わせがきたようです。
「笑う」ということは、人にしかできないことで、人に与えられた素晴らしい特権であり機能です。
そして笑いは治癒のスイッチを自動的に入れてくれるものだと思います。
「楽しいから笑うだけでなく、笑うから楽しくなる!」
さらに笑いは幸せも健康も、縁も寄せ集めてくれるものだと思います。
笑いは最強です。
何度か登場している病院で見つけた言葉より・・・
「笑顔は人を育てます 人のこころも 他人のこころも 」
そしてカズンズが一番言いたかったこととは「生への意欲」。
「生きる限りあらゆる力をふりしぼり、価値ある人生を生きようとすること」という言葉に感動を覚えました。