幼い頃から手のひらに小さな湿疹ができたり、幼い時に広範囲を火傷をしたり、顔の皮膚は外からの刺激ですぐに吹き出物ができたりと敏感で・・・
皮膚はどちらかといえば弱かったのかもしれません。
それに2年前に皮膚がん(メラノーマ)になったこともあるので、皮膚には興味を持っています。
毛も皮膚の一部で、皮膚が分化したものと言われています。
この皮膚が関係している臓器というのは《肺》です。
口から取り込んだ気は、食べ物と混じり他の臓器の気として潤わせ、五感のうち四感にも関わることを以前に書きました。それについてはこちら
あと一つ含まれていなかった触覚は皮膚で感じます。
この皮膚は肺から直接気を補ってくれるので、体内で取り入れられる気の分配には含まれていませんでした。
酸素が取り込まれるのに鼻から肺に入るので、「肺は鼻に開孔する」ともいわれます。
そのため肺、鼻、皮膚、毛は密接な関係があります。
肺が弱いと取り込む気自体が弱くなるので、体に倦怠感が生まれたり、皮膚、嗅覚異常なども起こすことになります。
また肺は心臓の補佐をしているので、心肺機能を整えることでも皮膚が丈夫になるので、
かんぷう摩擦は皮膚を鍛え、風邪を引きにくくすると利に叶っている、といわれています。
ということは皮膚が弱いと、鼻も弱くなり、風邪を引きやすくなるのです。
肺からまわってきた気が皮膚を覆い、暑さ寒さからもバランスをとることで調節し、ウイルスからも身を守ります。
なんとなくいろいろなことが見えてきませんか・・・?
世界一運動不足だと言われる日本人の特に女性。
運動不足だと心肺機能も弱くなるので、そういったことでも皮膚が弱くなってしまうことになります。
肺にとっていい食べ物をのちほど書きます。野草ノビルも・出てきます・