胃がんの標準拡大手術は生存率アップにならない | ☆ハワイ旅行記を中心とした旅行ブログ☆

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標準的な胃がん手術で行われるリンパ節切除に加え、大動脈周辺のリンパ節まで切除する拡大手術を行っても

患者の生存率はほとんど向上しないとする臨床試験結果を国内のがん臨床グループが

米国医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。


国内では進行性の胃がんの患部と、転移の恐れがある胃の周辺や胃につながる血管周辺のリンパ節を

切除する手術が一般的。


この結果を受けて、日本胃癌学会も治療ガイドラインを改訂する。


グループは全国の24病院で同意を得て臨床試験を実施した。


標準的な手術を受けた患者と、大動脈周辺のリンパ節切除を受けた患者の5年後の生存率を比べると、

前者が69.2%、後者が70.3%と再発の度合いにも目立った差はなかった。


乳がんの手術にあたっても拡大手術として、脇のリンパ節=腋かリンパを切除することが多かったが、

最近は以前より切除しない方向性が高まっている。


もしかするとこれも同じように生存率にはそれほど変わりないという研究結果が出ているのか・・・とも思う。


乳がんで脇のリンパ節を切除した方が、あまりにも辛い・・と言ってトリートメントに来られる人も多い。


リンパ節とは非常に大事な役割をするところで、

リンパ管を流れる病原体や毒素、老廃物などを取り除き、リンパ液をろ過し、

骨髄で作られたリンパ球を蓄え、成熟させる。


リンパ球は一度戦った細菌やウイルス性質を記憶している。

そして新しいリンパ球に引き継がれる=免疫


自分の細胞ががん細胞によって変化すると免疫が弱くなるので、がん細胞は、増殖しやすくなる。