パンデミックブルーについて、医療関係や政府では
かなり前から対策が考えられていた。
2005年には既に新型インフルエンザ対策が始まっていた。
新型インフルエンザへと、変異する恐れがある鳥インフルエンザの大流行は近いといわれる。
政府は国内の人口の25%が病気になり、
64万人が死亡すると推計している。
これはスペイン風邪の2%の致死率での計算。
けれども実際は59%といわれていた致死率が更に高くなり
63%の致死率となっている。
ちなみにガンの死亡者は30万人。
オーストラリア・ローウィー研究所が2006年に公表した数は
日本の死者は214万6000人。
米ハーバード大学などの推計では12万人と差がある。
鳥から人に感染するだけでなく、
人から人への感染も限定的に起きている。
政府は2005年から、新型インフルエンザ対策の柱として
ワクチンと治療薬の備蓄を行っている。
アジアの感染した患者からウイルスを基に
プレパンデミックワクチンを製造している。
原液の状態で、1000万人分を備蓄したが
もう1000万人分を追加製造中。
去年大流行した ハシカの感染。
米疾病対策センターは、訪米した日本人の少年が感染源となり
米国でハシカを発症状したと発表している。
このように他の国でも、簡単に感染してしまうため
アジアで特に流行っている新型インフルエンザを防ぎきることは
できないと思われる。