「ねじ」のはなし（その２）です。

大物を作るのに
「ねじ」の話しなんて地味ですが
とても重要です。
でも、やっぱり地味なんで
とりあえず（その２）までに
しておきますね

ウッドデッキに使用する「ねじ」は
「コーススレッド」と言われるネジです。
ネジ山の目が粗く芯が細いのが特徴です。
イメージ的には
「ネジ山の付いた釘」
みたいなものです。　

材質は雨ざらしとなるところで使用するので
錆びにくいステンレス製のものを使用します。
長さは床板の厚さの２．５倍程度が目安です。
私は３０ミリ厚の床板を使用するので
７５ミリが目安となります。

コーススレッドは下穴なしでねじ込めると
されていますが、ウリン材に打つ時は
必ず下穴を開けて使用します。
太さは５ミリ以上のものを使用し
５ミリの場合４．５ミリくらいの下穴を空けます。
ウリン材に下穴を空けずに使用すると
間違いなくネジの頭がとびます

さて、（その１）でお話しました
ねじの種類についてですが
「半ネジを使用する」
という事でしたね。
ここでもうひとつ重要なポイントがあります。
ネジ山の切れていない部分の長さは
床板厚以上を確保するということです。

画像のようなコーススレッドであれば
ネジの頭からネジ山なしの部分が３３ミリあるので
３０ミリ厚の床板でもＯＫです。

ネジ山が床板を通り抜けて土台の木（根太と言う）に
食い込んで床板を引き付けるというイメージが
できますでしょうか？

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「ねじ」のはなし（その２） 【ウッドデッキ〜DIY〜ウリン】

「ねじ」のはなし（その２）　【ウッドデッキ〜DIY〜ウリン】