最初に就職した会社を辞めたとき。

僕は21歳でした。

若い自分は、「自分のやりたいことをやる」
というポジティブな気持ちと

「今の仕事から逃げたい」
というネガティブな気持ちの両方で

会社を辞めました。


18歳から働き出した会社

何事も社会に出て初めてのことばかり

そんな中で無我夢中でした。


上司から怒られれば
反発をして

「見返してやる!」
と意気込んだり

パートのおばちゃんにかわいがってもらう
こともあれば

辛らつな意見をもらったり


同僚と朝までカラオケに行ったり

二日酔いになるまで飲んだことも数知れず。



でも、とにかく一生懸命な日々でした。



そんな自分でも「辞める」と言ったときに

たくさんの人が惜しんでくれて

送別会を開いてくれました。


忙しい最中、ほぼ全員の人が来てくれて…



ねぎらい


感謝


激励


本当に元気や勇気をたくさんもらいました。



もう、その頃の同僚たちと会うことは

ほとんどなくなりました。



でも、そのときを振り返ったときに



あのときのあの人の言葉が


あの人の笑顔が


あの人と共に働いたことが


今の自分の血肉になってくれていることは
間違いありません。



過去は思い出して

懐かしむことが目的でもなく


後悔することが目的でもなく


今と比較することが目的でもありません。



その出来事から


その場面から


「何が大切だった?」


「何がよかった?」

ということを問いかけながら


今の自分に

未来の自分に

活かしていくことが目的です。



つまり、僕の場合は

「自分が精一杯のことをして

感謝しあいながら

お互いに貢献していく」


ということを
21歳のときの自分が

そんなことを教えてくれているのです。



過去は今に活かすもの


そして、未来に活かすもの




あなたの過去は

世界に一人だけしかいない

あなただけの大切な宝物



過去を肯定することは

自分や自分の人生を肯定すること
なのかもしれませんね。


【あなたへの質問】


あなたの過去には、どんな宝物がありますか?




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