帰宅後、弟から職場の問題について相談を受けました。

内容は、あるプロジェクトの進行について。

よくよく聴いていくと、プロジェクトの問題というよりも、以下の問題があったようです。

・進行の過程でリーダーとマネージャーとの間でコミュニケーションが取れていない

・リーダーの進捗状況の見通しが楽観的であることに対して、現場のメンバーは現実的。そのギャップによって、チーム内の意思疎通が取れない

・上記により、納期遅れ、メンバーの疲労、個人への賞罰などの影響が懸念


上記は、全てが事実ではなく、弟が感じている世界の中で起こっていることです。


なぜなら「問題」と思っているのは、彼だけなのです。


問題を整理していったら、弟が上司であるマネージャーに相談の電話をかけ始めました。
※行動が早いですね(笑)


詳しいことは分かりませんが、自分の想いを上司に話せて、スッキリしたようです。

また、上司であるマネージャーも理解を示してくれた様子でした。


こんな風に、自分に起こっている問題を整理していくだけでも解決が見えてくることがあります。

それがカウンセラーやコーチの役割ですね。


そして、プラス僕が助言したことは、終業後、遅い時間、また帰宅後のプライベートな時間を割いてくれたマネージャーに明日、感謝を伝えること。


上司とて人間。

職場だけでなく、家庭も含めて、様々な役割をこなして、日々を生きておられるはず。


そんな忙しい毎日の中で、部下からしっかりお礼を言われて、嬉しくないはずがありません。


上司が気分良く仕事ができることで、部下である自分も仕事をしやすくなる。


仕事がしやすくなれば、パフォーマンスも上がる。

という好循環を生み出していくことができます。

部下からでも、リーダーシップを取っていける。

それを、彼には明日実践してほしいと思います。


そして、感謝力で、上司をも動かすリーダーシップを身につけて欲しいものです。




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