前回の続きです。


禁煙をしたいAさん。


ここでやることは、この決断を後押しすることです。


決断した瞬間に、人生は形創られる



とは、アンソニーロビンズの言葉ですが

決断する際に、Aさんの選択肢は二つです。


一つは、今のままタバコを吸い続けた五年先


もう一つは、タバコの手段の代わりに
自分を向上させる仲間とつながり
お金を自分のために使った五年先


それを、五感を使って、ありありとその場面の臨場感を創り出します。



今と何ら変わらない五年先。


そして、その五年後は、今よりも、もっと健康状態が悪くなり

さらに、今と変わらない日々からの嫌悪感を

五感を使って、ありありと体験してもらいます。



もう一つは、本当に、自分が望む五年後を、ありありと体験。


自分の笑顔やイキイキとした日々を臨場感を伴って体験します。



二つの場面を体験してもらった後に、紙を使って二つの道を用意します。



「タバコを吸い続ける」

「ありたい、理想の姿」



どちらかを選んでもらいます。



Aさんは、「タバコを吸い続ける」と書いた紙を破り捨て

禁煙を決断。


それを仲間にコミットメントすることで、ご自身で決断したことの
後押しをされました。



僕は、メンタルコーチとして「タバコはやめた方がいい」とは
一言も口にしていません。


でも、本当に「こんなの嫌だ!」と現状を変える力が働いたとき

新しい人生が形創られるのです。


その決断を後押しするのが、メンタルコーチとしての役割です。



もちろん、Aさんはタバコをやめたことで

より自分らしい人生を、さらに歩んでいます。



次のクライアントさんのご紹介で、このシリーズは一旦終了する予定です。



最後に登場していただく方も、劇的な変化を創り出した
ある営業マンさんに登場していただきます。




つづく







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