前回の続きです。
現在のセミナー活動を共にする、磯馴勇司さん（以下、ゆーじさん）とのコラボセミナーを、
初めて開催しました。
僕も多少はやっていたとはいえ、ひよっこの二人。
でも、そんな二人のセミナーに会場の「プラチナ☆サロン」さまは満員でした。
僕以上に、緊張していたのが、ゆーじさんです（笑）
彼は、今では日本メンタルヘルス協会の外部講師も務めるなど大活躍です。
多いときだと150人を前に話すこともある講師です。
しかし、彼とて、最初は緊張で、足が震えていたほど（笑）
正直、当時はここまでの飛躍は想像していませんでした。
また、2月に行われた「人生の模様替え・出版記念講演会」ではお話しましたが、
周囲からは、「本当にできるの？大丈夫なの？」という冷ややかな評価もあったようです。
しかしながら、今では、それを覆すほどのインパクトある活躍をしている。
大切なのは、「肩書き」であったり、過去の「実績」であったりではないのだ、ということを
彼から教えてもらいました。
今やブログ、メルマガとも一大ムーブメントに成長している「人生の模様替え」
ですが、最初は形もほとんどなかったのです。
正に「大木も、最初は小さなドングリ」です。
この「人生の模様替え」は、この日を皮切りに、大阪でも開催。
そして、翌年は、東京、名古屋、福岡へと出かけていきます。
この「人生の模様替え」が全国展開できた理由は、大きく二つあります。
一つは、「ご縁を活かすことができた」こと。
二つ目は、「夢に日付を入れたこと」の二つです。
一つ目の「ご縁を活かした」というのは、僕とゆーじさんの二人の母校である、
日本メンタルヘルス協会のスクールが、それぞれ東京、名古屋、大阪、福岡にあります。
地元である大阪はまだしも、まったく未知の地方（東京は地方ではありませんが）
でのセミナー開催は、協力者なしには成り立っていきません。
しかしながら、自分たちには、それを支えてくれるようなご縁、そして素晴らしい仲間が、
全国に広がってくれていたのです。
数年前までは、友達一人と、まともな人間関係すらできなかった自分が、
こうして、距離が離れていても、助けてくれる、素敵な人たちがいる。
そのことに、ものすごく感謝の気持ちが沸いてきたのです。
ちなみに、これからの夢の一つに「全国制覇」があります。
全国津々浦々、ご縁を広げながら、おいしいものを食べるご褒美をいただくことが夢です。
二つ目の「夢に日付を入れること」これが、なかなか、やってみたら奥が深いというか、
なかなか、的を得ていることだと思います。
というのも、2008年の年末に、
「来年は、全国でセミナーをやろう。そして、その予定を最初に創ってしまおう」
と、ゆーじさんと二人で決めたのです。
だいだいこの時期、ではなく、何月何日まで、それも年末までビッチリ決めました。
日付を決めると、それに向けて動いていきます。
つまり、夢や目標が予定になるのです。
予定、というのは、日常普通に入れるもの。
その予定感覚を創りました。
さらに、この「夢に日付を入れる」のいいところは、一人でやっていない、ということです。
一人だと、どうしても、怠けたり、逃げたくなるもの。
しかし、二人でいると、「やめようか～」とは言えないので、自ずと積極的に
そこに取り組める自分になっていけたと思います。
セミナーをしながら、少しずつ展開も開けていく。
そんな中に、自分のあり方を見直すような時期がやってくるのです。
それは、自分自身を揺るがし、試されるような出来事でした。
つづく
