こんにちは。

 

口腔顎顔面外科専門医のパク·ジョンチョルです。

 

 

今日は、しゃくれと顔面非対称を同時に

改善した両顎手術の4ヵ月後記

お見せしたいと思います。

 

この方は、術前矯正を

2年以上していたにもかかわらず、

歯の脱補償作用が足りなかった方です。

 

 

そのため、手術咬合を形成する時も交差咬合、

反対咬合(crossbite)を形成して手術を行いました。

 

 

 

 術前計画

 

 

ご覧の通り、顎の先が

右側に11.15mm偏っている

しゃくれ非対称患者でした。

 

 

これを改善するために

次のように計画を立てます。

 

 

上顎ルポト骨切り術 : 

左右の臼歯部それぞれ 5.08mm / 4.94mm 上方移動

 

                    上顎全体的に1.5mm左移動、

上顎前歯2.3mm後退、apoint1.84mm前進

 

下顎BSSRO + エラ切除術(非対称改善)

 

右体部切除を伴う頤部形成術:

幅3mm縮小(右:左配分それぞれ2:1)

 

骨格的基準線と術後上顎中絶歯の

正中線が一致するように計画

 

 

 3D両顎で咬合形成時に考慮した事項 - 非対称改善のための意図的交差咬合の形成

 

 

術前矯正を通じて非対称患者の

歯の位置を完全に脱補償することは

簡単ではありません。

 

​​

 

歯の補償性移動を完全に

改善していない状態(脱補償していない状態)で、

手術後にできるだけ多くの部位が

接触する安定した咬合になるように

手術咬合を形成すると、以下のような形になります。

 

術前・手術計画

 

矯正科の先生が最初に設定してくださった

咬合では非対称が改善されにくいです。 

それで、下顎を左に回転させて咬合をリセットします。 

 

後ろと前でも違いを確認してみましょう。

 

術前・手術計画

 

 

そのため、最初の手術咬合では両側の

臼歯部の被改良がある程度確保されましたが、

再設定した咬合では右側に

反対咬合(交差咬合、crossbite)ができました。

 

 

矯正課先生の立場ではできるだけ

術後に接触点の多い咬合を目標としますが、

 

幸い、私と協力してくださる先生は、

再設定された交差咬合/反対咬合で

手術が行われることをご了承くださいました。

 

 

最終咬合です。

 

 

回帰を考慮して下顎正中線は

上顎正中線より0.86mm左側に位置しています。

 これにより、顎の先もまた(menton)

2.12mmと矯正された状態です。

 

 

 術前術後4ヵ月比較

 

 

術前術後の軟組織の変化をまず確認してみましょう。

 

術前

術後4ヵ月

 

鼻柱(columella)が術前に

比べて左側に移動されました。 

術前にはaxial viewで見えなかった

鼻が術後には観察されます。

 

 

今回は術前術後の骨格比較です。

 

術前

術後4ヵ月

 

 

骨格的基準線に合わせて非対称性が

改善されたことが確認できます。

 

 

 

 3Dデジタル両顎で設定した交差咬合、反対咬合の術後経過

 

 

手術2日

術後4ヵ月

 

同じCUTでの手術直後と術後4ヶ月の

画像を上下に配列しました。 

術後の咬合時に形成した右側の交差咬合が

術後の矯正によって改善されることが観察されます。

 

 

 3D両顎手術で非対称を改善する方法

 

 

両顎手術を行うと、骨は次のように4つに分けられます。

 

1~4の骨の分節

 

 

それぞれの骨片(骨分節)が手術で骨格を

変化させる最小単位だと考えてください。

 

 

今回の患者の場合は、

特に右下顎の内側回転によって

非対称を主に改善することができました。

 

 

 

ご覧のように右側の下顎肢を主に内側に回転し、

左側の下顎肢は大きな変化がありません。

 

術前・術後

重ね図

 

術前術後4ヶ月の重畳イメージでも

右側の下顎枝の内側回転が観察され、

左側の下顎枝の左右位置の変化は

大きくないことが観察されます。

 

 

 

 下顎枝を計画された位置通りに手術するために、下顎にも患者オーダーメード型の金属板が必要なのです。

 

術前・手術計画

 

 

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