記憶
私の中で記憶が蘇り、この日から昔の事をよくお話をするようになりました。
と言ってもショップの仕事も有るので、初めのうちは私がアルバイトしていた時の話などを空いた時間に話す程度で
蘇った記憶を鮮明にしていく時間のようでした。
松本さんはほぼ毎日、土日以外は朝10時~11時の間にお店に来ていました。
変わらぬ毎日の中で松本さんとお話をしていく中で新たな記憶が私の中でうっすらと浮かんできました。
その記憶というのは、よくお店(釣り堀)に来られるお客様は松本さん意外にも居たような気がしてきたのです。
そう、私の記憶が正しければ
「釣り名人、三人組」(私が独断で決めました)
と、以前呼んでいた方達が居たはずなので、記憶の奥底にあと二人釣り名人が居るはずなのです。
私の記憶とご来店なさるお客様の間に松本さんが介入することにより残りのお二方の顔とお名前を思い出すのにはそう時間はかかりませんでした。
残りのお二方は、「K」さんと「J」さんと言います。
この時点で私の中で
「釣り名人三人組だ!!」
と、以前の記憶がつながり、私は一人で嬉しい気持ちになっていたことを今でも覚えています。