ライターの有留です。
いつもお世話になっております。
私が取材に行くときは、
前もってある程度下調べをして臨みます。
そうしないと質問の数が増やせないからです。
とはいえ、質問はたくさんすればいいってもんじゃありません。
1つの質問から、どんどん広がっていく答えが
導き出せたりもします。
その答えが広く深く、当初予想していた構成を
全とっかえしたこともありました。
こういう珠玉の質問が、百発百中で
できるようになるといいんですが……
私はまだ発展途上中
一方、取材相手がのってきてくれないこともあります。
そういうときは、「広がらない質問」を
投げていることが多いです。
一問一答みたいになっちゃってる。
雑誌の取材の場合はまだいいのですが、
書籍でこうなってしまうと、ネタの取れ高が
足りなくなり、書くときに困ることは
目に見えています。
だから、下調べをしてその人の周辺情報から
質問を多めに用意して持って行ったりします。
取材って、リズムだったりします。
どんどん聞いていくうちに、
相手もリズムに乗って
話しやすくなるというか。
これが、「話が弾む」ってことだと思う。
話が弾めば、持っていった質問を
全部聞かなくてもいいんです。