質問の球数を増やす | 「書く」を仕事に

「書く」を仕事に

オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。

いつもお世話になっております。

 

私が取材に行くときは、

前もってある程度下調べをして臨みます。

そうしないと質問の数が増やせないからです。

 

とはいえ、質問はたくさんすればいいってもんじゃありません。

1つの質問から、どんどん広がっていく答えが

導き出せたりもします。

その答えが広く深く、当初予想していた構成を

全とっかえしたこともありました。

 

こういう珠玉の質問が、百発百中で

できるようになるといいんですが……

私はまだ発展途上中滝汗

 

一方、取材相手がのってきてくれないこともあります。

そういうときは、「広がらない質問」を

投げていることが多いです。

一問一答みたいになっちゃってる。

 

雑誌の取材の場合はまだいいのですが、

書籍でこうなってしまうと、ネタの取れ高が

足りなくなり、書くときに困ることは

目に見えています。

 

だから、下調べをしてその人の周辺情報から

質問を多めに用意して持って行ったりします。


取材って、リズムだったりします。

どんどん聞いていくうちに、

相手もリズムに乗って

話しやすくなるというか。

 

これが、「話が弾む」ってことだと思う。

話が弾めば、持っていった質問を

全部聞かなくてもいいんです。