ブログになにを書けばいいのかわからない人へ | 「書く」を仕事に

「書く」を仕事に

オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。

いつもお世話になっております。

 

 

この前、

「ブログをやりたいんだけど、

何を書けばいいのかわからないんだよね」

と言う人がいました。

 

うーむ。

これは面白い問題ですぞ。

 

その人は、「ブログとは何かを書くものだ」

ということは理解しているわけです。

何も書きたくない、でも自己発信したいというなら

インスタグラムをやるでしょうから。

 

何かを書きたい。

でも、何を書けばいいのかわからない。

 

こういう人こそ、ブログを書き始めたらいいと思います。

何かを書きたいという気持ちに気づいている今が

チャンスですよー!

 

「何を書けばいいのかわからない」というのは、

だいたいにおいて、つまらないことを考えているからです。

 

つまらないことというのは、

・どうしたらアクセスが増えるのか

・どうしたら炎上しないで済むのか

・どうしたら“素敵な自分”を演出できるのか

などですね。

 

ブログを使って集客しないといけないようなビジネスだったら、

上記のことはつまらないどころか、重要なことかもしれません。

 

でも、「ブログをやりたい」と思っている人は、

ビジネスがらみではなく、もっと素朴な、

自分を表現したいという気持ちなのではないでしょうか。

 

だったら、アクセス数とか炎上とか素敵な自分とかは

とりあえず忘れて、書きたいことを書いてみる。

 

書きたいことがわからないなら、自分の仕事について書く。

 

もし世界の平和を守るような機密性の高い仕事なら、

自分の好きな本について書く。

本を読まない人なら、自分の好きなスポーツ、アイドル、

お菓子、ラーメン、カレー、洋服のブランド、映画について書く。

 

書こうと思えば、いろいろ書けるのではないでしょうか。

 

「ブログの書き方」とかで検索すると、

「誰に向けて書くのか、ターゲットを決める」などと

出てきます。

 

それはそうなんだけど、まだそこまでわからないなら、

先ず、書く。そして書き続ける。

 

読者は最初は数人でしょう。

でも、いいですか?

その読者って、あなたのまったく知らない人なんですよ。

あなたの言葉が、その未知なる人に届いたんです。

これって、すごいことだと思いませんか?

 

 

人間は、ものを書くことによって、自分が何を考えているのかを知る生き物だと思う。

 

だから、ブログを書いたらいいんです。

書き続けることで、少なくともあなたは自分のことが理解できるようになりますから。