ヤマザキ…懐。
高校の同級生ヤマザキ。
西野なのにヤマザキって呼ばれてたのなんでだっけ。あぁ私のせいか←
西野「わたしヤマザキじゃないし!ヤマザキの"ヤ"すらはまってないし!」
私「でもヤマザキって呼びたいからヤマザキって呼ぶわ!!」
(西野改め)ヤマザキ「ええ…!?」
それから二年間ヤマザキだった。←
そんなヤマザキと一緒に
放課後に部活行って、ギャルにもらった飴玉をほうばりながら廊下を走ってたら
キツイおっちゃん先生に呼び止められ
先生「走るな!止まれ!」
通せんぼ的な形で前に立たれて
いつもの放課後はそんなに廊下走ったりしてないのに、よりによって今日わざわざ私たちを見つけましたか?感が否めない雰囲気を醸し出しつつ二人で言った
「「スンマセン…」」
先生「浜口!お前、口の中に何入れとんや!?ええ!?」
飴玉を含んでいたことをすっかり忘れていた私は、ごくナチュラルに飴玉を味わってた。
普段悪いことしないから、先生に怒られなれてなくて泣いちゃうかもしれない、
頭真っ白。
やばい、やばい、
先生「浜口!口の中で何転がしとんや!!」
私「歯です!!」
ヤマザキのぽかん顔と
テンパりすぎて、やけにキリっとした顔つきの私。
私「歯です!!(繰り返し)」
先生「凛とすんな!!!!!」
ポカっ。そして軽くどつかれる。
怒鳴られてちょっと涙目で部活に行ったあの夏。
逃げ方下手くそすぎた女子高生の私。
女子高生の私(心の中:ちくしょう…ギャルに関わるとろくなことねえ!!!)
いやいやお前が悪いだろっていう。
ヤマザキ元気かな^^