結論から先に。
中国联通を使用、黒龍江省での契約した番号です。
使用期間はほぼ12年半くらい。
現状
番号を維持するのに必要な最低の月額料金は8元
となります。
(そもそも携帯電話の料金体系については全く詳しくありませんので
この8元という金額が長期ユーザーの優待なのかどうかはわかりません。
多分誰でも8元になると思いますが)
(2020年6月現在)
先日,と言ってももう2月の末になりますが
12年ほど滞在した中国を引き払って日本に戻ってきました。
この10年少しの間に、中国でも、というか日本よりもむしろ、なのですが
様々なオンラインのサービスが発達したわけですが、
これらのサービスを継続して利用するに当たり、ログインするための手段を確保する、
ということがどうしても必須になります。
で、日本のオンラインのサービスのログインなんかだと、IDとパスワードがあれば
とりあえずログインが出来る、というものが多いようですが
中国のオンラインのサービスの場合、
ID+携帯のショートメルへの臨時パスワード配信(以下『验证码』)あるいは
ID+パスワード+验证码
というスタイルがほとんど、という状況だと思います。
特に、様々なサービスでIDやパスワードを考えないとならないため
パスワードの入力よりも(一応表向きには)身元確認のしっかりできている
携帯電話に向かって验证码を飛ばして、それをもってログインのパスワードとする、
というのは本当に合理的なのです。
が、しかし。
しかしです。
今回の僕のように、あるいは海外に打って出ようとする中国の方も同じような状況なのですが
中国に滞在しない間の携帯電話はどうしようか、という問題にぶつかるわけです。
中国のオンラインのサービスはたまには使う必要があるけど,別に毎日やるような頻度ではない。
たまには中国に戻るかもしれないけど、そのたびに番号が変わるのは避けたいし
WECHATみんなやってるから好いとはいえ、やはり電話番号は持っていたい、
と、このようなことになるわけです。
本来ならばこのあたりのことは現地を離れる前に,直接担当者と会って相談して色々決めましょう、
と思っていたのですが、ちょうどコロナが大変だった頃で,
現地の電話会社も窓口は全部OUTでした。
担当者に連絡しても、出勤して端末から操作しないといずれにしても無理だから、
コロナが落ち着いて、出勤可能になったらまた連絡するから、
と言われて、結局諸々手続きができたのが4月になってからでした。
もともと携帯の料金体系も詳しく知らない状態でなんとなく使っていたので
最初に8元と聴いたときに半信半疑でしたが、基本的には問題なく月額基本料8元になっていたようです。
なのですが、当然のことながらこの8元はあくまで月額基本料の部分であるので
これに使用した分はのっかってきます。
当然中国本土以外のところで使用すれば、国际漫游なども乗ってきます。
基本验证码の受け取りだけをするのであれば、さほど大変なことにはならないと思いますが
電話かけたり、ネットしたり(特に動画なんか)すると結構な金額が請求されることもあると思うので
気をつけてください。そのあたりは自己責任で。
↑3月分です。固定料金が58元(通話何分+ネット何ギガ、とかいうセットになってる部分)
に加えて通話料とネット代が国际漫游とか出境漫游数据费といったように海外で使いました、的な感じに追加料金取られています。
これはおそらく、日本に帰国後,この中国のSIMでネットやったり電話をかけたり(かかってきたのを取ったり?)
したために発生した費用です。
んで↑がその後手続きをしてかつ何もしなかった月の請求です。8元のみ発生。
↑これが6月の今現在の発生料金です。
やはり基本料8元となっていますが、それに加えて先程取った验证码のショートメッセージ代として
5元取られてるんじゃないかと思います。
一点注意しないとならないのは
料金の先払い分がいつの間にかなくなってしまう、
という点かと思います。
と、言うことで
验证码を定期的に取りたい人は、
携帯電話の契約を見直すと随分とお安い値段で維持できますよ、
という話でした、
そうでなくても出張や旅行で中国にゆく機会が多い方については
携帯は解約せず維持、というプランを立てても好いのではないでしょうか。
月200円程度ですので・・・・。
【ご注意】
これらの価格については状況によって上下しますので、事前によく調べてみてください。