こんにちは。オガワです。
今日も引き続き頭痛についてお話したいと思います。
今日は病院受診についてです。
慢性頭痛は病院での治療が可能。
日常生活がつらいほどの痛みに襲われたら、
ぜひ受診をされることをおすすめします。
では、病院に行ったほうがいいのは
どんなケースか?
日常生活に支障をきたす人、
月10回以上鎮痛薬を飲む人
痛みがひどくて寝込んでしまう、家事や
仕事も手につかないなど、生活に支障を
きたす場合には、病院で適切な治療を
受けることをおすすめします。
また、市販薬を月10回以上飲む人は、
頭痛がこじれて薬剤誘発性頭痛の
心配もあるので、自己判断せずに
一度受診を。
病院にいざ、行こうとしても、何科に行けばいいのか
悩む方もいらっしゃると思います。
神経内科か頭痛外来へ。かかりつけの内科でもOKです
頭痛の専門科は、神経内科か脳神経外科ですが、
慢性頭痛の場合は、できれば、頭痛外来のある病院か、
なければ神経内科を受診するのが近道です。
身近にない場合は、かかりつけの内科で相談するのも
ひとつの方法です。
必要があれば、そこで専門医を紹介してくれます。
ただし、頭痛があって脳の病気ではないかと
心配なときは、迷わず神経内科か脳神経外科へ。
いつもと違う頭痛は迷わず病院へ
痛みは異常を知らせる危険信号。
いつもの頭痛とは違う痛みが起こったら、命にかかわる病気の
サインである可能性があります。
また、頭を打ったあと頭痛がひどくなったり、
吐き気があるときは、すぐに救急車で脳神経外科へ。
たかが頭痛と思わずにまずは、病院を受診し、
自分がどのタイプの頭痛であるか、把握し、うまく
付き合っていく方法を見つけるのが大事だと思います。
オガワが以前勤めていた内科でのことです。
ある患者様が、来院されたときのこと。
とっても顔色が悪く、聞けば、頭痛がひどいとのこと。
買い物してるときに急に頭痛が起こったそうです。
いつものことだとは思うから、鎮痛剤だけ出してほしいとの
ことでした。
オガワが勤めていたクリニックには、レントゲンはあっても
MRIはありませんでした。
ですので、先生も、一通り診察をし、やはり、普通の頭痛では
ないと思ったのでしょう。
近くの脳下科を紹介されました。
ですが、その患者様は、頭痛持ちだから、いつもの事です。
そこまでしてもらわなくても大丈夫ですよ。
と、しきりに、病院へ行くことを拒まれたのですが、
念の為にと、タクシーを呼び、病院受診をしてもらいました。
検査結果は脳出血。
もう少し遅ければ、意識がなくなり、危ないところだったと
後で聞きました。
オガワも頭痛持ちなので、とても気持ちはわかります。
頭痛はよく起こることだから、薬飲めば治るから、
大丈夫って思ってしまうのです。
ですが、いつもと何か違う。こんな急にきつい痛みは今まで
なかった。等、少しでもおかしいなっと思ったら病院へ
行かれることをおすすめします。
ちなみにオガワは、おかしい!と思い、その時勤めていた
先生に紹介状まで書いてもらい、大きい病院で精密検査を
受けたのですが、どこも異常はありませんでした。
でも、異常が無いなら無いでいいのです。
それで、私自身もほっとすることができました。
病気が見つかったら見つかったで、早期発見に
つながります。治療だって、悪化してからの治療より
早期の治療のほうが、断然楽なのです。
痛みで気分の晴れない日が続いても、
頭痛持ちだから仕方ないってあきらめるより、
治療を受けて、うまく頭痛と付き合っていきましょう。