桃の木 日記
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笑う大天使

本日から、ゆっくり桃の木日記をはじめたいと思います。

基本的に見た映画やドラマのことなど、ゆっくりとした更新ペースで続けていきます。


本日の映画は「笑う大天使」


劇中で使われている教室が、つい先ごろ私が結婚式を挙げた

自由学園明日館ということから興味を持ち借りてみる。

川原泉の原作では、メインストリームから離れたポジションのほわんとした

立ち位置の女の子たちに妙に共感した覚えがある。

(余談だが、そういえば、私も高校時代は、うわさの的になるようなこともなく

周囲が「好いた、惚れた」を繰り広げる中、わりとのんびりと過ごしていたこともあり

「私たちは、いつも第三者だから、第三者の会だね」なんていってそういうい友達と笑い合ってたっけ。)

正直映画は、あまり評判がよろしくないので、少し不安。



話は、超お嬢様学校に通う、普通の感覚を持つ主人公とその友達が

巨悪事件に巻き込まれる話。
始まって5分以内にその不安があながち嘘でない予感に包まれる。

まず、音楽がうるさすぎて、ナレーションも俳優の声も聞き取れない。

ほかの映画やドラマじゃ、問題ないのでうちのテレビ機器だけの問題ないと思うんだけど。。。


そして安い感じのキラキラしたCGのオープニング。

あえて、「安く仕上げ」たのかもしれないけど、うーむ。

トリビアの泉のオープニングを、安く安くした感じといえばいいか。


建物に関しても、外側は、ハウステンボスのゴージャスな

概観なのに、教室は、明日館の質素で穏やかなフランクロイドライト風。

建築に詳しくないけど、あの明日館の外側を何べんも見ているだけに、

違和感を感じちゃって。。。



こちらは、自由学園明日館の概観。この概観は使われず教室の中だけ使われる。




これは、映画の中の概観。ハウステンボス公式サイトより。



映画のその後の展開も不安的中。

お嬢様学校のセレブな生活ぶりで笑わせたと思ったら突如

チャーリーズエンジェルばりのアクションに大転換します。

そのアクションシーンは、あまりに無茶である意味笑えます。

辟易するぐらいCG満載。


ちなみに

最初から違和感を感じている音楽とぼそぼそとした

台詞のバランスの悪さで、いまいち、言っていることも聞きづらく、

また演出のオーバーさにより

笑わせようとしているポイントも、笑えないし。

主演二人以外の演技も、学芸会ならいんだけど、というレベル。

みんな、普通はギャルの女の子たちが無理にお嬢様されているんでしょうか?

そうだとしても女優さんなんだから、もうちょっとがんばってほしいなあ。

アカデミー助演女優賞ノミネートで話題の菊池凛子さんも出ていたが

この人、この映画の時点では、アカデミー級とは言いづらいですねえ。

主人公を煙たがる兄の恋人役なのですが、

美人は美人なんだけど、せりふの言い回し、

アカデミーというより「土曜ワイド劇場:最初の5分以内に死ぬ役」級でしょう。

勧善懲悪ものは、あまり好きではありませんが、

どうせなら、エンターテイメント作品として、悪役はある程度の存在感がほしいものです。

この作品のまた悲しいのは、悪役キャラの存在感のなさ。

最初から存在感があまりにないので

その人が犯人だとわかった後でもあまり驚きない。

一応、それらしき伏線はってたっぽいけど、

伏線はっても、発揮されない存在感のなさは見事。


原作を好きな人が見ても、

原作を知らない人が見ても、どちらにころんでも楽しめない映画かも。。。。

しょっぱなから辛口映画評になってしまうのも何だし、

映画を見たら、淀川長治さんのように

何か良いところを言いたいので、あえて良いところを。

・伊勢谷友介さん、気品があって、スマート。

 この映画を見ていると、上野さんとぜひ「のだめ」の千秋を演じてほしかったと思う。

・明日館の教室、やっぱりイイ!

・ハウステンボスに一度行って見るのもいいかもね。

・手塚里美演じる、お母さんは優しそうでいいな。


と思えたところでしょうか。うーん、映画の根本的なところは、フォローしずらいなあ。


次回の映画は、もうちょっと辛口評にならなそうな作品を選びます!