読者の皆さま,こんにちは^^

 

お正月気分は味わえましたでしょうか?

本日4日は,お仕事はじめの方々も多い

かと思います。

 

image

 

のんびりしていた気持ちで過ごしていた

年末年始から,少し襟を正したくなる朝でした。

 

さて,2024年を迎えたと同時に,

能登半島の地震,そして羽田空港での

航空機事故により,尊い命が失われたことに,

心よりお悔やみを申し上げます。

 

また,被災されている全ての皆さまに,

お見舞いを申し上げます。

 

いずれの悲惨な状況も,

「地震さえ起きなかったら・・・」という,

考えてもどうにもならないことが頭をよぎります。

 

それと同時に,無力でも自分が考えるべき

ことがあることにも気付かされます。

 

1. 募金

2. 振る舞い方

 

 

1については,説明が不要ですが,

2については,私たちが,これまでの過去の

経験から大いに学びたい社会的な振る舞い

として,不要な二次災害を避けるために

不可欠だと思っています。

 

例えば,航空機事故が発生すると,

「誰が悪かったのか」と,犯人探しをし,

個人を糾弾するような論調になりがちです。

 

決めつけやバイアス,憶測や,

安易な同調などによって,これまで,

どれだけの人々が苦しんできた

ことでしょう。

 

安全理論のエキスパートで,

安全工学が専門の向殿政男氏の

寄稿で以下のような言葉があります。

 

「現場にいた個人に過失責任を負わせて

一件落着というのでは,本質を見誤って

真の原因にたどり着けなくなる。 

それでは,再発防止も難しい」

 

ヒューマンエラーは,決して

他人事ではないのです。

 

誰にでも,いつどこで,自分の

判断ミスや作業ミスが,自分や

誰かの運命を狂わせるような

惨事を引き起こしてしまうか

わかりません。

 

ニュースや,様々な伝聞を冷静に

見られる姿勢と,困っていたり,

苦しんでいるひとたちに心を寄せられる,

そんな振る舞い方ができる大人で

いたいと願います。

 

世の中で起こる,あらゆる事象の

原因や結果,そして対策や

解決などにおいて,人と人との

コミュニケーションが,常に深く

関連し続けています。

 

どのように自分が考え,どのように

人と繋がっていくのか,今年も

よく考えながら過ごしていきたいなぁと

感じます。

 

願いを込めて。