読者の皆さま、こんにちは^^
イライラしたり、怒ったり、
感情的になってしまう体験は、
誰にでもあることではなでしょうか。
家庭や教育現場、職場などで、
そうした感情が言動に出てしまえば、
大切な人との信頼や社会的な立場を、
一瞬で失いかねません。
アンガーマネジメントの
理論や方法を学ぶことで、
上手に感情と向き合える人もいるでしょう。
一方で、怒りを抑える直接的な
きっかけになるかはわかりませんが、
「怒り」を重心に、自分の感情を言語化したり、
理論的に考えようとすることこそが、
物事を冷静に見つめるトレーニングに
なっているように思います。
そうそう、私も普通に、
イライラはありますよ!
例えば、私が車の運転をしているとき、
危険な割り込みや、とんでもない
場所に路駐(あるいは停車)していて、
左折ができないとか、イヤホンをつけて
車道の真ん中を歩く人が、背後の車の
気配に全く気づかないなど・・・
「自分のことしか考えてないんだな」
「迷惑なんだけどな」
などと感じることが、イライラに
繋がっているように思います。
そんなとき、「~かもしれない」
という想像が、イライラや違和感、
怒りなどに「ちょっと待って!」
と、別の視点を与えてくれるときがあります。
例えば、「相当、焦っていたのかもしれない」
「あの人も後悔しているかもしれない」(実際には
違っていたとしても・・・)など。
そんな日常的な、「かもしれない」は、
共感していることにも
置き換えられるわけで、
そんな論文もありました。
【参考資料】
Empathy as a cognitive inhibitor of interpersonal aggression.
一部を要約すれば、
「相手の立場から物事を考えるという視点
(perspective taking)は、怒りを弱め、
言語的攻撃や間接的攻撃などを
抑制する」とあります。
相手の立場になって考えることは、
怒りの感情すら抑制してくれる
根拠もあるのだな・・・
と考えるだけで、
普段以上に、大きなこころで
物事を受け止められそうです♪
読者の皆さま、どうぞ
さわやかな金曜日をお過ごしくださいますように。
PURA Tokyo