読者の皆さま、こんにちは^^
 
今週は北海道では、記録的な
大雪が降っているそうで、お住いの方は、
本当に大変かと思います。
 
移動される方も、どうかお気をつけて
お過ごしくださいね。
 
北海道の雪が想像できないほど、
東京は晴れていましたが、やはり
風は冷たく、ダウンジャケットを
着ている方を街で見かけるようにもなりました。
 
といっても、まだ1~2割くらいでしょうか。
 
さて、今週から来月にかけて、大学のプロジェクトで
協力者の方にマンツーマンで「教える」ことのセッションがあります。
 
image
 
普段は組織の中でリーダーシップを取られる
クライアント方にコンサルティングをしていて、
「答え」を出していますが…
 
セッションは「答え」を出さずに、私自身が教え手としての
気づきを得ることが着地点としたプロジェクト。
 
「教える」ということは、「学ぶ」ことであって、
「学び続ける」ということでもありますね😊
 
そして、プロジェクトご協力者のご紹介や、
セッションに参加してくださっている方々に本当に感謝です!
image
これまで、講師という仕事も続けてきましたが、
「特に何もなかった」などという日は一日も
なく、毎回、ものすごい気づきの連続でした!
 
いくらかスムーズに行ったと振り返る
ことができる研修でも、満点などはなく(それは講師の自己満足
でしょうね・・・)、思い返せば返すほど、説明の
内容や所要時間、明瞭さや指示の出し方、
質問に対する答え方など、気付きばかり!
 
研修講師の仕事では、プログラム内容により効果的だと思われる
ワークを作り、実施時間や説明の仕方を秒単位で
事前準備しています。
 
受講者の方々の心身の疲労度や、集中力
向上のために質問やクイズ、ストレッチに休憩、
ワークの種類を状況に合わせて使い分けてきました。
 
実は最近、そうした私が経験値から感覚的に研修で
していたいくつかのことが、科学的に効果的、効率的である
という論文があって、実証されていたということを大学の
講義で知りました。
image
 
常々、私が仕事をしていて感じているのは、学問で得た知識を
知っているだけでなく、「現場」の感覚と合わせて
学んだことを自分に落とし込まないと意味がないということです。
 
それにしても、「教える」ことをトレーニングしている人が
少ないな~、という現実。
 
これは、教えることを科学的に学ぶ場所が
あまりないからということもいえますよね。
 
科学的に実証された知識が、現場で生かせるのか、
それとも、実はあまり現場では必要でないのか・・・
 
もしくは、知識をヒントに、何かを組合わせたら、
新しい良いものが生まれるのか・・・
 
頭の中を、いつもこうした問題提起が
ぐるぐると回りながら、物事を広く受け止めようね!
と、アナウンスしてくれているかのようにも感じます^^
 
職業だけではなく、子供や大人に何かを「教える」
場面というのは、この先の人生の中に
多々あるはず。
 
そう考えると、「教えること」を学び続ける
価値がありそうです。
 
ということで、たとえ教える内容(専門分野)知識には
問題がない人であっても、「教え方」をアップデートしていかないと、
学びの効率性や創造性を生み出す効果に影響することを実感中です。
 
今後、コンサルティングに加えて、「教える技術」を
提供できるチャンスも、いずれ作っていけたらなぁと
構想しているところです♪
 
さあ、大学のプロジェクトでは、まだまだ
たくさん学んでいこうと思います!
 
読者の皆さまの、「学び」や「教える」という
ことについてのご意見も伺えたらな^^
 
それでは、素敵な週末をお過ごしくださいますように。