甘~い香りを漂わせてくれたくちなしの花
その香りは「春は沈丁花、夏は梔子、秋は木犀、冬はチャの木」と 夏の香り花の代表にあげられている。
こちらは、近所の道約500M位くちなしが植わっているところの写真。
実はオレンジ色で薬用・染料、また、 無毒なので着色料にもなる。
よく、お正月の栗きんとん作る時に、さつまいもと一緒にガーゼに入れて煮ますよね。
きれいな、黄色に染まります
しかし、 一重咲きのものは実はなりますが、八重咲きのものは実がならないのです。
残念(>_<)
別名 「ガーデニア」、「山梔子」とも言います。
5月6日、7月2日の誕生花
花言葉は「洗練、優雅」 「喜びを運ぶ」 「幸せで、とてもうれしい」
ステキでしょ
開花時期は、 6/15頃~ 7/ 末頃。
とは言え、うちの近所は、もうそろそろ終わりかな?
何故「口無し」の名になったかというと
実の口が開かないところから
また、実にある突起部分をくちばしに
見立てた「クチハシ」からの変化
という説もあります。
ここで、くちなしの歌をご紹介
「口なしの 淋しう咲けり 水のうへ」
松岡青蘿(まつおかせいら)
「薄月夜 花くちなしの 匂いけり」
正岡子規(まさおかしき)
「山梔子(くちなし)や 築地の崩れ 咲きかくし」
堀麦水(ほりばくすい)