大阪で冬を過ごすのは4回目。
ですが、以前は生活の基盤を築くことを第一にしていたため、大阪に居ながら、
京都にも神戸にもほとんど足を運ぶことがありませんでした。
今回はすでに以前築いた基盤がそこそこ残っているので最初からあちこち出かけています。



そんな中、12月に京都に行けるのなら、これは試みなければ! と思っていたのが、
川端道喜さんのこころみのもち。

皇室にも献上し、茶会用に菓子を作っている予約販売のみのお店です。
普段から一般客が購入するのはちょっと大変。

さらに、お正月の花びら餅に至っては、裏千家新年茶会(初釜)用でのみ供されると言う、
一般ピープルの口にはまず入ることのない品です。

その名も「御菱葩・おんひしはなびら」。

ところが、それを口にするチャンスがあるのです。
年末の数日だけ、花びら餅の試作としてつくる「こころみのもち」(全く同じものです)を
一般にも少量のみ分けていただけるのです。


東京にいるときにこの話を知ったときは、
「年末の押し迫ったときに京都にいることはまずないな~」とあきらめていたのですが、
仕事で大阪にいるこの機会を利用しないでどうする!



なーんて言いつつ、12月1日に始まる予約をすっかり忘れていて、
今日になって思い出して、ダメ元でおそるおそる電話したのでした。

そうしたら、「一般にはご案内していませんが、30日に大口の予約のために作るものを少数でしたらお分けできます」と言っていただけました。


ラッキ~~~♪♪♪


もともと30日に買いに行けたらいいなと思っていたので、2つお願いしました。

本当は1つでもいいんだけど、普段は和菓子でもケーキでも1個買いする私も、
さすがになんか1つと言えませんでした。


ちなみに、1つ1575円。
一般に売られている花びら餅よりは大きめとのことですが、それでも花びら餅ですよ。
それが1575円。京都は奥深いですねえ。



今週末は宇治に足を伸ばす予定なので、そのときに、いいお茶でも買って来ようかな。
今からとっても楽しみです。