<<犬心表現「魂の歌」>>

1992年。元野犬の「攀:han」。保護して一週間くらい。
まだ一歳の手前のはず。保護した時は痩せていた。
発育盛りで、いつも腹を空かせて、どんなに辛かったか。
身体は「成長したい!成長したい!」と叫んでいただろう。
野犬状態を初めて見たとき、彼の異様なオーラに驚いた。
ちょっと普通では無い、独特のオーラだった。
闘犬系とハウンド系が極絶妙に混血した気配だった。
そして彼は終生の家族となった。
彼のエピソードは、とうてい書き切れない!!
書き切れないくらいに「エネルギー!」が凄かった。
彼の躍動は、「彼の精神の表現!」そのものである。
彼は精神を「そのままダイレクトに」身体で表現できたのだ!!
そして彼の「私への想い」は、想像を絶するほど純真だった。
16歳で他界するとき、彼に佛の光が寄り添ってくれていた。
≪≪「攀」は登攀の攀である。攀じ登るスピリットの意味である≫≫

1992年。後ろは保護した子野犬の「ルウ」。生後3ヶ月くらい。
もちろんルウも終生の家族に迎えた。ルウは記事「狼犬ロウ」に紹介した。

ハンは延延と躍動を止めない!!延延と続くのだ!!

招呼調練は徹底して行なう。なおかつ厳重配慮する。
ハンは手綱散歩の際には、見事に落ち着いて対話散歩する。

1993年。生後一歳半くらい。とにかく無尽蔵のスタミナ!!
ハンは「2m」のフェンスでも一発ジャンプで乗り越えるので、
彼のフェンス犬舎には、天井にも鉄網を張った。
私が仕事に出掛けると、すぐさま追い掛けてくるのである。
車に乗せて外出した際には、窓ガラスを粉砕して出てきた!!
ハンは短毛だが、この極寒の山で暮らすうちに、
「アンダーコート:下毛」が極めて厚く密生するようになった。
この日もすでに氷点下10度くらいまで気温が下がっていたが、
運動の最中には全く平気である。しかし寝小屋には充分配慮した。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:11:25 ≫