こんにちは!TENZANです。
近頃、料理教室に通いはじめました。
最近はそっちに熱を入れがちでブログはご無沙汰となっておりましたが、
お陰様でアナコンダスパイスなる独自の新しい調味料も開発できたので、
料理教室は一段落つけ、またブログを頑張っていきたいと思います!
本日はそんな私も作り手として尊敬しております
元「ARIZONA FREEDOM」 のチーフクラフトマン小野寺氏が手掛けるジュエリーブランド
「CHOOKE」のアクセサリーのご紹介です。
小野寺氏の長年培われた類まれなるセンスと、熟練した確かな技巧を持って
生み出された作品ゆえ、大変味わい深く一度手にしてみると何か惹き付けられるものがあります。
【CHOOKE/チョーク】”Special Peace Feather Pendant Top/スペシャルピースフェザーペンダントトップ”
サイズ:全長7.3cm 素材:silver900 価格:¥43,000+TAX
裏側も大変作り込まれてます。
こちらの作品はSilversmith自らが形にしたかった理想のフェザーを、手間ひまを惜しむことなく
全て一枚のピースダラーから制作されています。
通常約38mmピースダラーを叩き、伸ばし、切削。約73mmの大きさにまで肥大させています。
また付属される銀ビーズも、すべて同じコインより叩き出し2枚のパーツを合わせて製作。
注目すべきはフェザーそのもののディテールで、卓越された技術により生み出されたラインは
非常に繊細かつ力強く、1世紀近くの時代を乗り越えてきたピースダラーの鈍い光と相まって
唯一無二のオーラを醸し出します。
ここからは今回のフェザーが出来るまでの行程のご紹介です。
まずはピースダラーをなまし(火を入れる)少し柔らかくし、糸鋸で切りやすくします。
糸鋸で外周部分を切り抜きメインの2パーツができます。
左がフェザーのボディーその他、右が軸部分その他となっていきます。
ここまでは、他のコインフェザーも同じ行程を踏んでいます。
コイン部分のイーグル面からPEACEの文字も切り出しておきます。
これが結構肝心との事。
少し叩いたのちボディーからローラーで引き伸ばします。
軸部分となる外周も真っすぐにしたのち、伸ばしていきます。
その後はこんな感じになります。
これだけ伸ばしても、うっすら女神の顔がわかります。
だいたいのフェザーの形にボディーが切り抜かれます。
切り取った後のコイン部もこのあとまだ出番を控えています。
形がやすりでやや整えられ、松やにに固定し鏨でフェザーのラインを彫っていきます。
ここが最も重要なポイントであり、楽しい作業との事。
ここで小野寺氏のリズムが刻まれます。
少し形が見えてきましたね!
いよいよラインが完成しました。
両面鏨を入れ終えたのちボディーに少しRをだしておきます。
とりあえずここまでで、今度は切った残りで付属のビーズが造られます。
ローラーでさらに薄く引き延ばされたのち、それぞれスタンプが打たれていきます。
それが切り抜かれ、Rが出された後、2枚を張り合わせ7個のビーズが完成です。
ここからは軸造りの作業に移ります。
~第二部に続く~
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