「北京の地下鉄4号線でブレーキが頻繁に故障」というネットの書き込みがこのほど、6000件以上のアクセスを呼び、ネット上の議論が白熱している。京華日報が伝えた。

  「〓(赤におおざと)暁剛2012」というハンドルネームで「毎朝のラッシュ時、地下鉄4号線がホームドアの位置を行き過ぎて停まり、後戻りすることが頻繁に起きている。特に宣武門、西単、霊鏡胡同の3駅で起こる割合が最も高い」と書いた。「〓(赤におおざと)暁剛2012」は、「ラッシュ時は車両が重くなるためにブレーキが効きにくくなるのではないか」と推測している。

  これに対し多くのネットユーザーが反応し、あるユーザーは「地下鉄は手動運転のため、操作上のミスなのでは」と応じている。
  京華時報の記者も西単駅で平安里から宣武門行きの列車が到着した際、ホームドアを20センチほど行き過ぎて停まり、後戻りするのを見た。駅係員によると、ブレーキや信号に問題があるのかどうかは分からないそうだ。

  同線を経営する京港地下鉄公司のスポークスマンは「ホームドアと車輌のドアを連動させるシステムでは一定の遊びを認めており、列車の正常運行と安全には影響ない。また列車は自動運転されており、通常運転手はドアの開閉作業のみ行っている。運転手は、コントロールセンターや駅などと連絡を取りつつ、突発事故に備えている」と答えた。(編集担当:中岡秀雄)サーチナ http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0807&f=national_0807_237.shtml