【北京=関泰晴】中国紙「新京報」は3日、高速鉄道・北京―上海線の開業1か月の平均乗車率が107%に達したとする鉄道省が公表した統計について、「水増しされており、客観的でない」と批判する専門家の見方を伝えた。

 鉄道省は1日、同線の開業1か月の実績を公表し、乗客は延べ526万人、平均乗車率は107%に上ったとした。しかし、乗客の間では「空席が目立つ」「ガラガラだった」と疑問が相次いでいた。

 鉄道省は、平均乗車率とは列車の定員に対する切符購入者数の比率であるとして、「乗車率100%は満席を意味するものではない」と釈明している。同省の計算法は、途中駅で乗り込む乗客も単純に加算していくため、結果的に乗車率は上昇する仕組みとなっている。 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110803-OYT1T00901.htm?from=top





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