さて、本日から夏季パリオリンピックが開幕になるようだ。ちなみにパリでは三回目のオリンピックらしい。
 今回は残念なことに大韓民国は出場をボイコットしているようだが……え? 違う? 選手団が少ないだけ? それは失礼しました。
 とりあえずエコロジーをテーマに環境問題を配慮した選手村はエアコンが設置されていないようだが、言質の気温は大丈夫なのだろうか。
 ちなみにオリンピックのあとにはパラリンピックも行われる。ここで障碍者の活動について日本で一番注目している日本テレビに一言。
 24時間TVの前に、パラリンピックの全ての競技について放映するのが筋ではないのか。
 ま、一介の盲人のたわごとなど日本を代表するテレビ局には伝わらないだろう。一応わたしも障碍者の一人ではあるのだが。

 実は今回の夏季オリンピックも、入院中の病室で聞くことになるところだった。
 と言うのも3月に入院して切除した、右足の中指と薬指だが、その後自宅療養していたのだが一部感染が認められ、これは6月に再入院かと言われていた。
 その後抗生物質がうまく働き、感染部分は収束したので外来で済ませている。入院した方が楽なのだが部屋を長期間開けるのは良く無いし、8月には次年度の再雇用更新もあるために入院は避けたかった。
 なにしろ北京、東京と夏季オリンピックを入院状態で聞いているため、二度あることは三度あるか、三度目の正直かとヒヤヒヤしていた。
 とりあえずパリについては自室で観賞可能なようである。見ないと思うけど。

 わたしは目が見えていた頃から運動とかスポーツなどは縁が無く、特に団体競技は他の方々の足を引っ張る程度の存在なので、主に大会があってもステルス機能を発揮して観客になっていた。
 スポーツを観戦する趣味もなく、こどものころは夏になると行われるテレビでのプロ野球中継は全く興味が無かった。むしろ中継が雨天で中止になったときに放映される臨時番組がなかなか楽しかったのを覚えている。
 その後野球が延長になると放映も継続されるようになったり、東京ドームが建設されてからは雨天中止のようなことが無くなり、ますます野球中継はいらないものとして感じて居た。
 その野球だが、ソフトボールと対でオリンピックの競技になったり外れたりをしている。パリオリンピックでは野球もソフトボールも競技として採用されていない。
 その理由はルールの複雑さにあるのではないかと思う。
 日本人にとっては野球のルールを全く知らない方は少ないだろう。男性であればかなりの確率で野球のルールを知っているのではないか。
 では、野球がどのようなスポーツかを簡単に説明してみてください。
 かなり難しいはずである。この難しさは他のスポーツと比べてみると判る。
 例えばサッカーやラグビー、バスケットボールに水球やホッケーは一定の時間内に特定のゴールにボールを入れた回数で勝敗が決まる。
 バレーボールや卓球、テニスはボールをラリーしつつ、相手がそれを返せなかったり、打ち込んだボールが相手のコートに入らないと得点が入る。特定の得点が入るとセットを取り、特定のセット数を取ると勝敗が決まる。
 このように判りやすく試合時間の特定がわりに可能なスポーツは世界的に流行るのだろう。特にサッカーなどは特別な道具を必要としないので、世界的に流行っているわけだ。
 いずこかのオリンピックで野球が導入されたとき、あまり野球になじみのない国の観客は、し合いがどのように展開されているのかが判りづらく応援もできなかったそうである。
 今の所日本でも野球人口はそれなりにあるし、大谷翔平さんのようなメジャープレイヤーも出ているので皆で応援できればと思う。特にMASS-GOMIの方々は足を引っ張らないように。
 今大会は団体球技において、日本は全ての種別で男女どちらかが参加して居るようである。国家の威信というものもあるだろうが、あまり緊張せずにのびのびと行っていただきたい者だ。

 次回は、最初に入社した会社での研修について話したい。