人生の経験として1回は行ってみたいと思っていた文楽国立劇場の小劇場へ行ってきましたこの日は家族Dayだったので、弟含め全員東京に集合っ
1日3本立てなのですが、家族は夕方までに群馬へ戻る必要があり演目はAMスタートの心中天網島です
勝手なイメージで、人形も舞台セットももっと小さいんだと思ってました家の中や風景のセットが人が演じる舞台と同じサイズ感で組まれていて、転換も大がかり
舞台上の人形たちはほんっっとにリアルで、話しているときの呼吸の動きとか、細かなリアクションとか、遠目から見たら狂言とか歌舞伎の演者さんがやってるみたいな感じ
風呂敷結んだりそろばん叩いたり、一見難しそうな手の動作も自然でこれは実際に観た方がいいなおったまげるから
あと、太夫と三味線方が回転式の盆でくるっと回って出ハケのが個人的にすごく印象的で上手の張りだしたところ(「床」と呼ぶらしい)で演奏するので、三味線の音色が間近で聴けるのも良かったな
浄瑠璃太夫が、いわゆるナレーションもセリフもすべて1人でこなすのですが、登場人物の人数かなり多いんですよ一体何役やってるの〜と心の中でツッコんでおりました
名前の通りストーリー自体は悲しいお話なのですが、ここまでの演出するんだとすげーっとなり、人形の細かな動きですげーっとなり、太夫も三味線もすげーっとなり、終始文楽そのものに関心しきりでした
xxx Ross