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既に先週の話なのですが、仕事をお休みさせていただいて、妻と二人で次男坊を連れて、「こどもクリニック」で言語療法を受けるために、事前に行われるセラピーに行ってきました。


最初は、先週は祝日もあったので、仕事を休むかどうか迷いました。


妻は、「一緒に来ても、セラピストと次男坊のやりとりを後ろの方で見ているだけだから、私ひとりで大丈夫だよ。」と言ってくれたのですが、僕自身が自分の目で確かめたかったので、思い切って休ませていただきました。


「こどもクリニック」に到着すると、増改築工事の関係で、いつも利用している玄関が閉鎖されており、併設されている「発達支援センター」の入口から入ることになりました。


次男坊は、いつもと違う入口から入ることについては、特にグズることもなかったのですが、受付を済ませ、セラピストの方2名が迎えにくると、拒絶反応を示しました。


受付の前には、子供が遊べるようにマットが敷き詰められているのですが、その日は誰も遊んでいる子供がいなく、貸しきり状態だったので、まだまだ遊んでいたかったようです。


次男坊の気に入りそうな本、ぬいぐるみなんかで気を引こうとしたのですが、セラピストの方には近寄ろうともしません。


最終的に、カミさんのiPhoneのアプリ“COCKPAD”で次男坊の好きなドーナツの画像を見せながら、相談室に移動しました。


次男坊は、「クックパッド」、「ドーナツ」と言ってiPhoneを見たがることが多いのを、僕がとっさに思い出して実行してみると、次男坊もiPhoneばかりに注目し、周りのことが気にならなくなったようです。


結局、当初の予定から大幅に遅れて、セラピーが開始されましたが、最初は今まで受けた検査とさほど変わらない印象を受けました。


どんなことをしたかと言うと、イラストが描かれたカードをセラピストが指差しして、答えを言わせたり、逆に尋ねたりといった感じです。


セラピーが進んでいくと、今までより突っ込んだ内容になっていきました。


「包丁を持って、りんごを切っている女性(または男性)」

「包丁を持ってバナナを切っている女性(または男性)」」

「りんごを食べている女性(または男性)」」

「バナナを食べている女性(または男性)」


計8枚のカードを使って、「お母さんがバナナを切っているのはどれ?」というように二語文を使って質問し、カードを指差せて答えさせたり、その逆にカードを指差しして、二語文で答えさせたりしていました。


そもそも次男坊の言語療法を希望したのは、テレビのコマーシャルを見ながら台詞を真似たり、長男坊や妻が言った言葉を同じように言ったりする場面が多くなってきたからです。


他にも、「ご飯」・「パン」・「時計」・「帽子」・「ゾウ」・「犬」・「飛行機」・「自動車」などが書かれたカードを机の上に並べて、「犬と靴のカードをください。」とセラピストが問いかけると、そのとおりのカードを渡すことができていました。


心配していたより二語文に関しては、問題なくこなしていました。

次に、三語文にステップアップしたのですが、コチラの方はちょっと難しそうでしたね。


「色と大きさ」の違いについて判断ができるのか、色や大きさの違う「帽子」や「靴」のカードを机の上に並べて、「大きい黄色い帽子はどれ?」といったようなことも問いかけられ、カードを指差していました。


黄色い服を着た赤ちゃんが泣いているカードを見ると、「えーん、えーん」と答えていました。


男の子がはさみで紙を切っているカードを見ると、「はさみ!」と答えました。


僕が一番嬉しかったのは、女の人が手を洗っているカードを見て、「お母さんが手を洗っている!」と言えたことです。


青色、黄色、赤色、緑色のカードが4枚用意され、「赤色はどれ?」という問いかけに対しては、100%正解していました。


最後の「PVT-R 絵画語い発達検査」が一番難しかったと思います。

4コマの絵の中から、セラピストの言う単語に最もふさわしい絵を選択させるという検査なのですが、例えば、4コマの絵の中にサッカースタジアムの絵がありました。


セラピストは「勝負」と言いました。サッカースタジアムの絵を指差せば正解です。

また、「観客」とも言われましたが、全然違う絵を指差していました。


次男坊は、「サッカー」も「観客」も「勝負」も分かるわけがありません。


他にも、「作業」と言われましたが、これも間違えました。正解は道路工事の絵です。


「演説」と言われましたが、これも同じです。正解は選挙カーの前でマイクを持った男性の絵でした。


ちょっと、ここら辺になると、長男坊ですら分からないのもあるんじゃないのかなぁ・・・。と疑問に思いながら見ていました。


この日は時間が無かったので、評価まで聞いてくることはできなかったのですが、後日、評価結果を「こどもクリニック」の医師から教えていただけることになっています。


この診断結果によって、言語療法を受ける時期に来ているのかどうか医師が判断するそうです。


僕も妻も、最近の次男坊は発語が増えてきたので、良いタイミングではないかと思っているのですが・・・。



医師からどのような話がされるのか・・・今から、ドキドキしてしまいます。