ご訪問いただき、ありがとうございます。

皆さんのブログは訪問・拝見しておりますが、自分のブログは全く更新できずにいました。


仕事を終え帰宅し、家族と食事を取って、息子達を風呂に入れ、寝かしつけていると一緒に寝てしまったり、寝ない場合は、“自閉症”に関する本を読んだりしているので、自分のブログの更新をするまでの余裕が無い、というのが現状です。


仕事が休みのときは、次男坊と一緒の時間を多くとろうと思っていますし、マイペースではありますが、まずは生活を最優先して、余裕があるときに記事を書ければと思っています。



さて、この前の金曜日は、1年前に次男坊が受診し、“自閉症”と診断された病院に行ってきました。


先生からは、半年に一度来院するよう言われています。


この病院に行くようになったキッカケは、一年前に次男坊の進学を考えた時に、長男坊が通っていた普通の幼稚園に入園させるか、それとも統合保育を実施している保育園に入園させるかを迷っている時に、市の通園センターやそこに通っている親から評判を聞いて、進学先を決める前にきちんとした診断をしてもらった方が良いだろうと、妻と話し合って決めました。


漠然と“自閉症”ではないだろうか?という疑いを持っていましたが、きちんと診断してもらったことは、それまでありませんでした。


1年前、その病院で「田中ビネー知能検査」を受けました。


僕としては、通園センターに通っているおかげで、随分、色々なことができるようになったんだなぁ、と思いながら様子を見ていましたが、診断結果は“自閉症”でした。


どこかに素直に受け入れられない自分がいて、先生に、次男坊が言葉では表現できないけれど、お気に入りのDVDを観たいときには、僕の手を引っ張ってDVDプレーヤーの前まで連れて行き、催促することなどができることを話しました。


先生は、淡々と“クレーン現象”について説明してくれました。

そのときの僕は、“クレーン現象”が自閉症の特徴の一つだとは知りませんでした。


その後、市役所の窓口で統合保育を実施している保育園を紹介してもらい、現在の保育園に入所できることになりました。

今年の4月から通っています。


今回、病院に行くに当たって、保育園から先生に宛てた手紙も持参しました。

「田中ビネー知能検査」は3回目でしたが、保育園に通ったおかげか、1年前や半年前と比べると、随分と色々なことができるようになりました。


先生の診断結果は、IQも前回の検査より高くなってきていると言ってくれました。

また、検査をしてくれた方のコメントでは、以前より、出題に対して取り組む姿勢が向上しているし、目を合せる時間も多くなったと評価してくれていました。


しかし、その数値は、7月に児童相談所で受けた同じ検査のIQより、かなり低いものでした。


児童相談所で検査を受けたのは、療育手帳の申請のためだったのですが、交付基準の上限のIQを僅かに下回る程度でした。

つまり、療育手帳の交付を受けるには、ギリギリのラインだったのです。


妻の話によれば、児童相談所の方は、次男坊は理解していることが多そうなので、IQはまだまだ伸びそうです!と言ってくれたそうです。


保育園に通うようになって、周囲の園児達の影響で、色々な事を吸収しているおかげかな、と嬉しく思いました。


それなのに、今回の検査は、児童相談所で受けた検査と同じ「田中ビネー知能検査」であるにもかかわらず、IQが低かったので、妻が先生に事情を話して質問しました。


先生は、その検査を受ける環境や次男坊のその時の気分も影響するので、一概には言えない、とありきたりのことを説明をしてくれましたが、何より先生自身が首をかしげ、納得がいかないような感じでした。


僕と妻にしてみれば、IQが後退しているのか、たまたま今回の検査が思わしい結果が出なかっただけなのか、よく分かりませんでした。


また、保育園から先生に宛てた手紙では、保育園での次男坊の衝動的な行動について触れられていたらしく、先生にいくつかの質問をされました。


確かに次男坊は、自宅でも高いところに上ったり、人ごみの中で手を繋いで歩いていても、こちらの手を振り払って走り出すことがあります。


このことについて、先生に話すと、“ADHD”を合併している可能性がある、と言われました。

また、こういうケースは珍しくなく、年齢を重ねるとともに多動が落ち着いてくるということも話されていました。


IQの件といい、“ADHD”との合併の件といい、今回は凹むような話ばかり聞かされましたが、現実から目を逸らす訳にはいかないですからね・・・。


また、色々と勉強しなければいかないな、と思いました。