幼稚園受験に取り組もうと思った理由の一つに、あまり子どもの負担にはならないから、ということがあります。
小学校受験は子どもの背丈くらいはペーパーを解かないといけない、なんて言うし、中学校受験は小学校3年生から塾に通わなければならない、と言います。
幼稚園受験は合否判断がグレーだとか言いますが、子どもには負担がかかりにくい…と思います。
幼稚園受験に向けて頑張っていたら、子どもがチックを発症したという話も聞きはするので、子どもの性質や親の接し方によるところはあるとは思いますが…。
幼稚園受験では、どんな難関であっても試験の中で子どもに問われるのは常識的なことです。
三年保育だと知識面ではせいぜい自分の名前、年齢、誕生日、きょうだいの名前、年齢、天気、食べ物の名前(素材、料理とも)、数(10まではいかないくらい)、色、道具の名前…と、日常生活に密接に関わるものばかり。
実技は、塗り絵やお絵かき、折り紙、平均台など。
他にも、人の目を見て挨拶や話ができるか、静かに待つときは待てるか、親から離れて遊べるか、女児なら座って遊ぶ時にパンツ丸見え(!)になっていないか、あたりももちろん見られます。
でも、無理に訓練したり躾けたり、ということは求められません。
塾に行っても蝶よ花よと扱われ、概ね楽しんで帰ってきます。
結局、私が子育てする中では、どこかで教えなくてはならないと思っていることが問われるし、むしろ放っておいたら私はまともに教えたりしないかもしれません。特に季節の行事とかもなぁなぁでやらなかったかもしれません(それもどうなんだ)。
一方で親は子どもの躾をはじめ、願書や面接の対策に追われます。
やっぱり、幼稚園受験で大変なのは親なのかな、だからこそ「親の受験」て言われたりするのかな、と思います。
しかし私は、塾に通って子どもがいつ頃どんなことが出来るようになるのかの目安を教えてもらったり、模試や試験に向けて気合を入れたりできて良かったのかな、とも思っています。
子どもはあまり苦労せず、親は結構頑張る必要があり、でもその頑張りは子どもの人生にとって必要、と思えるのが幼稚園受験じゃないかな、と思うのです。