随分と放ってしまいました。

多くの幼稚園が入園試験を終了し、幼稚園受験コースのある塾は、既に新年度をスタートしていますね。
ひとまずの総括というか、全体的な感想を書いてこのブログも終了し、しばらくしたら公開を終了したいと思います。
なお、我が家の幼稚園受験の結果は、このブログでは触れません。

幼稚園受験を経験してみて思ったのは、幼稚園という場には、フルタイムで働く共働き会社員のお母さんは、やはり歓迎はされていないんだな、ということ。
受ける前から予想はしていましたけどね。

色々な園に行きましたが、送り迎えは当然両親。
シッターさんでも問題なし!と言い切ってくれる園はほとんどありませんでした。
祖母による送り迎えですら、共働き歓迎延長保育が充実していると謳っている園でも受け入れ難いという感じでした。
園によるのでしょうけれど。

入園説明会も、願書を取りに行くのも平日。
web出願とか動画で説明会とかあればいいのに!と思ったけど、そもそもそんなに大勢を募集する園も多くないですしね…。

試験自体は、保育園育ちでも園と相性さえ良ければ合格はできます。
母親が働いていると明言するかどうかはケースバイケースですが、試験に合格するというだけであれば、保育育ちと家庭保育育ちはあまり変わらないようです。
ただ、母親が働いていると明言すると、プレでの子どもの素行や面接態度はたとえお褒めいただいていたとしても、試験面接中に園長先生からのお説教というかありがたいお言葉タイムが入る確率はかなり高いと感じました。

塾も、どこに通っても恐らく大差ないと思います。
塾によっては細かいところまで、出来ていなければ何度でもご指導してくださるようです。
また、特定の幼稚園に強い塾もあると聞きます。
しかし結局は、子どもが生まれた時からどう生活し、どう躾をしてきたかの積み重ねなのだと思います。
そして親自身が園理解や願書にどれだけ労力をさけるか、が重要なのだと感じました。

そして結局、面白い教育をしている幼稚園や、大学附属の幼稚園に通うことは、たとえ合格しても、フルタイム会社員共働きでは難しい、というのが実感です。
延長保育があっても、毎日使っている人は少なかったりするし。
フルタイム会社員共働きで幼稚園通いはやはり少数派…というか、私は出会うことができませんでした。
まぁ概ね受験を経験する前から分かっていたことばかりですね…。

幼稚園受験、面白い経験だったなと思いますが、女性活躍の難しさみたいなところまで思いを馳せることになりました。
保育園にも不満は無かったけど、幼稚園に通うことができたらもっと選択肢が広がると思ったのだけど…やはり共働きは保育園、なのかな。
それとも少子化がもっと進めば、幼稚園ももっと共働きを受け入れるようになるのかな…。