サッカー日本代表×ブラジル代表戦(現地発) | サッカー日本代表をドイツで応援しよう!

サッカー日本代表×ブラジル代表戦(現地発)

日本×ブラジル、1-4。


日本代表、ワールドカップ・ドイツ大会成績

勝ち点1(2負1分)、Group F4位。

2得点、7失点、得失-5。


Blue Samuraiのワールドカップはこうして終わった。

そして、これが日本の実力だということを、みんなが身にしみただろう。


サッカーが本格化してまだ10年ほどしかたっていない日本。

はっきり言って、世界のサッカーレベルから言えば、まだまだ弱小チームといわざるを得ないし、今回の結果がそれを物語っている。

もしかしたら、なんとなく「16強にあがれて当たり前」的な風潮があったかもしれないが、それでもみんなは信じていた。

そして、魔法がとけた。

この魔法は、「日韓ワールドカップ16強入り」という麻薬性の高い魔法であった。

そして、みんな気がついた。これが「世界」なんだと。


右肩上がりの日本サッカー界にとって、この魔法からとける機会が必ず必要であった。

それが、ワールドカップという晴れ舞台だっただけにインパクトは大きいが、誰しもがうすうすは気づいたいたことなのかもしれない。


そんな日本代表を「暖かく見守ろう!」なんていうことは言わない。

次回のワールドカップ・南ア大会のアジア枠は厳しくなるだろう。

しかし、今回、世界から勝ち抜いた強豪と試合が出来たということはものすごい財産だ。

今考えなければならないのは、ここから何を得て、何を考え、何を実行するかということである。


次回のワールドカップ出場を賭けた戦いは既に始まっている。




思い出すのも辛いのだが、とりあえず観戦記に行ってみましょう。


日本×ブラジル戦の会場は、3月にボスニア・ヘルツェゴビナ戦をやったドルトムント。

デュッセルからは新幹線(ICE)で45分程。

距離的には近いのだが、間にデゥイスブルグ、エッセン、ボーフムなどの中核都市があるため思ったよりも時間がかかる。


ドルトムントの中央駅からはU Bahnでスタジアムまで。

10分弱ですぐに到着。

中央駅からは、ブラジルサポ、日本サポが仲良くスタジアムまで。

以前も書いたが、今回は非常に相手国のサポに恵まれたと思う。

中央駅


スタジアム駅到着。

そこには「奇跡」の文字が・・・

ミラクル


セキュリティーゾーン周辺には両国サポが溢れていた。

ともに和気藹々と写真撮影などをしていた。

ブラジルは、余裕・・・

ゲート付近


ブラジル人は陽気である。

陽気な人々


まずはセキュリティチェックを受け、スタジアム敷地内に入る。

チケットチェック(機械にかざす)は、スタジアムのすぐ脇で色別に行う。

セキュリティゾーン


会場に入ると、まずは川口選手が出てきてキーパー練習を開始。

その後、他の選手が出てきて、スタメン組とその他組に分かれてアップ開始。

日本代表練習


ブラジル代表のアップ。

みんな仲良くランニング。

その後、軽くボールを使っていた。

ブラジル代表練習


やはり注目はこの人。

ボールタッチが半端ない。

魔術師


あった、あった!

またもや「十一巻 」発見!

最後に出場出来てよかったですね。

十一巻


最後の意地を見せてくれ!

整列


恒例の特大ユニの登場。

特大ユニ


最後の国歌斉唱になってしまいましたが・・・

国歌斉唱


試合中は、さすがに1枚も写真を撮ること出来なかった。

前半終了直前まで、本当に良い夢を見させてもらったと思う。

スタジアムはすごい興奮と感動に包まれていた。

この3戦の中で、一番良い状態だった。


試合終了後。

この後、宮本キャプテンが選手を引き連れてサポに挨拶。

ヒデは倒れたまま動けず。

10分ちょっとしてようやく起き上がり、サポに挨拶をして退場。

試合終了


ブラジル戦では、選手達は出し切ったと思う。

この悔しい気持ちを胸に、今後の選手人生を更に良いものにしてほしい。



これで、Group E、Fの順位が確定。


Group E

順位 チーム 勝点 得失 事前予想
1 イタリア 7 4 イタリア
2 ガーナ 6 1 アメリカ
3 チェコ 3 -1 ガーナ
4 アメリカ 1 -4 チェコ

イタリアの1位通過は事前予想通りだが、最後まで気を抜けない展開であった。

ガーナは正直ノーマークだった。

チェコはもう一歩及ばず。ネドベドよ、さようなら。

やはり、アメリカはダメだったか・・・

Group F

順位 チーム 勝点 得失 事前予想
1 ブラジル 9 6 ブラジル
2 オーストラリア 4 0 日本
3 クロアチア 2 -1 オーストラリア
4 日本 1 15 クロアチア

オーストラリアは、ヒディングのお陰か?

采配には光るものがあったのは確か。

ただ、やはりプレミアを中心に欧州で活躍する選手も多く、クロアチア、日本よりも一枚上だったと思う。

しかし、勝ち点4の得失0で決勝トーナメント出場というのも、なんともいえない。


Round 16(Group E×GroupF)

イタリア×オーストラリア(6月26日17:00@カイザースラウテルン)

ブラジル×ガーナ(6月27日17:00@ドルトムント)

日本の決勝トーナメント進出を信じた僕は、この2戦のチケットを持っている。

会場も負けた相手も同じなので切ない観戦になりそうだ。