学生時代、英語の文章を訳していて、
ある単語の多さに戸惑ったんです。
全部を訳に反映すると違和感が出るから
その言葉を省いていたのですが、
実はこれが私たちの無意識に
めっっちゃ影響してるのでは?!と。
その単語とは、「I」です。
主語の"I"。アイ。私。
英語は、毎回毎回、主語をつけます。
要するに、
私は~
私は~
私は~
って、ずーっと言い続けて生きています。
対して日本語は、かなりの割合で
主語を省略しますよね。
…すると、どうなると思いますか?
(シンキングターイム💡)
答えは…
主語が曖昧になるんです。
つまり、
自分の意思と役割の意志が混ざってしまう。
いつのまにか、
自分の望みではないものを、
あたかも自分の望みのように
勘違いしてしまうんです
お、恐ろしい…!!
たとえば、
「(ママという役割の人は、)子供と過ごす時間をなにより大事にしたいんです」
「(会社員という役割の人は、)業績を上げていちはやく出世したいんです」
「(妻という役割の人は、)毎晩帰りの遅い夫を待って、できたての温かい夕食を出したいんです」
これらは全部、
「この役割を担う人としての正論とされやすいもの」。
自分が共感するかしないかを置き去りにした、
偽りの意思です。
もちろん、
心からそう思っている人もたくさんいるし、
それなOKなのですが。
もし、自分の本当の気持ちとは違うのに
そこに気が付けないと、とても苦しい😢
私自身、
そのせいで自分はダメなんだと自分を責めて
かなり苦しんできたから…
その結果軽度の「鬱」になったからこそ、
同じ想いをしたくないし、してほしくない。
だから今は、
他の誰でもない"I"(私)の意思を
めちゃめちゃ意識して大事にしています。
その結果、
家族の状態も仕事内容も
ほとんど変わっていないのに、
前よりもずっと生きやすくて楽しい。
もし、
これを読んで「もしかして私も…❓」と
思う方がいらっしゃったら、
1日1回、わざと「私は」と口にしてみて下さい。
なにかが変わったら嬉しいです😊