こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
最近、お医者様との接点が増えています。
パーソナルのクライアントさんに女医さんがいらっしゃったのですが、その方に今”聴くこと”の講座をさせて頂いていて、フィードバックに色々な方とのコーチングセッションの録音を聞かせて頂くのですが、そのクライアントさんも多くが医師の方々で。
また別の観点からでいくと、コロナ禍で逼迫した医療体制下の内科医チームなどにシステムコーチングを提供させて頂いているシステムコーチのフィードバックをさせて頂いたり。。
システムコーチングのクラスには現役の医師の方々や、病院経営の中にシステムコーチングを取り入れようとされている院長などもいらしゃっています。
時代なんでしょうか。
医師というお仕事は、究極的にCR(Consensus Reality/合意的現実レベル)を全うすることのプロフェッショナルであると思っています。事実を見極めてどのような判断をし、実際に処置をするか。課題に対しての打ち手をミスなく処置することが求められるハードな職業だと思います。同時に、「病気の告知」や「治療方針」を説明する際には、センシティブな患者さんの気持ちと寄り添うことも求められ、「医療チームのタッグ」などは人と人との関係性により、目にはみえない思いの共感や言葉のニュアンス、チーム内の雰囲気など白黒つきにくい部分も同時に扱われているのだと思います。
お医者さまが、患者さんの思いに寄り添い、がんの告知ができたり、終末医療に対して寄り添ったり、オペチームの団結が更に強まったらどんな世界が訪れるでしょう?お医者様もまた人間、感情を持ち、自分のライフイベントに影響を受け、日々葛藤をしている生身の人間です。
私は医療の現場に、コーチングが入っていくことに希望を感じています。
課題に対する打ち手を頭脳で考え実行するビジネスマンに、1on1での傾聴力が求められていたり、自分の頭で答えのな問いに対して向き合う力が必要なように、医療の現場でもそんな力が必要になってきているようです。