こんにちは。
Co-leadersのSHIHOです。
このブログを書き始めたのが9年前。2011年の頃。
当時は、シングルマザーで子育てしながらどうやって稼ぐのか
という究極の”ワークライフバランス”をテーマに、
自分のライスワーク(稼ぐための仕事)とライフワーク(コーチングの学び?将来的にやりたい?)をどう両立させるかを限られた24時間の中で毎日模索しながら、追求し続けていました。
やりたいことで食べていきたいけれど、
シングルマザーだし食いっぱぐれできないし!
会社を辞める選択肢はない!
という葛藤の中で”ワークライフバランス”は、
どうやって死守するか!というように
必死だったんじゃないかと思います。
ワーク100% だった独身時代から、
ワーク70% に子育てが30−40%くらい加わる(その時点でキャパオーバーw)
そこに更に「やりたいこと」を20%くらい盛り込もうとすると、キャパがない!おいおい、130%かよって!
みたいな構図w
この考え方から抜けきらないので、常に%(比率)で考えていたのでしょうね。
でもまぁやってみながら、途中どうなったかでいうと、、、
「やりたいこと」を少しずつ%を上げていきながら、
あ、ワークも子育ても、そもそもどこが100%なんだっけかな?と思い
手放していくプロセスになっていった。
今までと同じパフォーマンス、
母親として完璧であるべき、は早々に捨てた。
(というか完全にばあばにその座を奪われていたw)
そして、子供が生まれて12年。
今やどうなっているかというと、、、
「やりたいこと」を100%の仕事にしてしまったので、
ライスワークとワイフワークの境目がない。
つまり「やりたい仕事」100%という状態。
仕事が多い時もそうでない時もあるけれど、
平均したらサラリーマンの年収をさらりと超える。
我慢を何もしていないので、基本的に心の状態は◎。
そして、子育ての比率は子供が大きくなるにつれて、
物理的には手がかからなくなる。
手がかからなくなるにつれて、目をかけたり、勉強を見る必要があるという声もあるけれど、
私は、子供とは”気持ちの共有”はしあっても、
何か習い事の送り迎えをするとか、勉強を見ることはしない。
つまり、かなり本人の意思に任せている部分が多い。
(子供としてはちょっとくらいはレールを引いてほしいみたいだけどね。)
そういう意味で、
もはや「ワークライフバランス」という言葉は
私から不要になった。
そんなことに先日
ある事をしていて気づいたのだ。
ワーキングマザー、シングルマザーとして、
子供が生まれてから、
ずーっと握り続けていたテーマ。
あぁ、私もう要らないんだわ。
と分かった。
今はワークもライフも全部一緒。
分ける境目はなく、
いつどこで誰と仕事するかしないかも選べる。
毎日をどうデザインするかも選べる。
仕事しないで、畑にいったり、
紅葉観に行ったりもする。
そんな風に気がついたら、
もう違うところに立ってた。
こういうことは、
まぁまぁ結構あることなんじゃないかと思う。
そうやって人生は次のフェーズに進むのかな。