今回湯河原でワークショップを開催した翌日に小田原にある「フォレストアドベンチャー」に行ってきました。お友達に誘って頂いて、行ってきたのですが、親子共々とても大きな学びがあったのでシェアしたいと思います。
※フォレストアドベンチャーとは・・・こちら
全部で8つのコースがあるのですが、その前提に、命綱(ハーネス)を体に付けて、コースに入る前に、取り付け方のレクチャーを受けます。小学生以上であればOKなので、1年生でも同じ説明を聞き、まずはテストコースでテストをします。それに合格ができたら、各自でコースにGOです。安全確認や命綱の取り付けは自分で行います。
※この写真の綱の向こう側まで命綱1本を自分でひっかけて、森の中をジップラインをゆきますw
うちの息子は小学生になったばかり。勿論コースも初めての挑戦です。
テストコースでは、子供の命綱がきちんと装着されているかどうかは、自分で確認をさせます。命綱がついていると分かっていても、地上数メートルの高さの場所をワイヤー1本の上を歩くというのは、「恐怖」です。
息子は勿論、泣きました。足がすくみ、1歩前に進むことができなくなります。
怖くて怖くて、ワイヤーを渡ることなく、リタイア。上ったハシゴから降りてきました。
団体は15名程度。みんなテストを終えていきます。息子に与えられた時間は、この団体の最後の人が終了するまで。
それが終わると、次の団体が来てしまいます。
怖さと、途中で降りてきた不甲斐なさと、怒りと感情がぐるぐるしています。
グループ最後の順番でもう一度トライするかどうか。
ここでの私の関わりを見ていた友人が「あの時のシホの在り方に涙がでそうになった」と言ってくれたのでその親子の会話を綴ります。
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これで返金はもうできなくなりました。
それでも、そこからコースを続けるかどうかは、また同じ関わりをしました。
「すごいよ!合格したよーー。コース行かなくてもいいし、もうここで辞めてもいい。
ちょっと行ってみようと思うなら、行けそうなやつだけ行ってもいいし。どうしたい?」
そしたら、息子は「行けそうなやつかどうか、見てみる」と言ってコースに向かいました。
言葉でいうとサラっと通りすぎますが、現実にはじっくり時間をかけました。何故か。
私は、リアルに今学んでいるリーダーシッププログラムで、大人でさえも「恐怖」に対峙した時は、自分を見失い、極限状態でできない理由を探し始める、というのを目撃しました。その人を見て、どう振舞うのかに学びがあったんです。
子供は自分の可能性を自分で拓くことができる。
ここでの私の関わりを見ていた友人が「あの時のシホの在り方に涙がでそうになった」と言ってくれたのでその親子の会話を綴ります。
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悔しさと怖さとどうにもできない困惑でぐちゃぐちゃになっている息子に
「OK!ナイストライ!よく挑戦したね!」
「もう辞めたかったら、ここで辞めてもいいよ。辞めることだって勇気いるもん。ママも一緒に降りるから下から○○君のことを応援しよう。」
「もし、もう一回テストコースだけチャレンジしたかったら、やってみてそれからコースに行くかどうか決めてもいいよ」
「自分で決めな。どっちでもママ応援するよ」
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息子はずっとずっと、黙っていました。泣きながら。
最初は、「こんなとこ、ママが無理やり連れてきて!!」って怒っていました。
でもこの関わりを続けているうちに、内省していました。本当に黙るんですね。
結果的には、息子は、もう1回テストコースをチャレンジする選択をしました。
私も一緒に上がりました。2回目でも怖くて、足がすくんで、泣きそうになって。
でも一緒に見守りました。
「OK!ナイストライ!よく挑戦したね!」
「もう辞めたかったら、ここで辞めてもいいよ。辞めることだって勇気いるもん。ママも一緒に降りるから下から○○君のことを応援しよう。」
「もし、もう一回テストコースだけチャレンジしたかったら、やってみてそれからコースに行くかどうか決めてもいいよ」
「自分で決めな。どっちでもママ応援するよ」
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息子はずっとずっと、黙っていました。泣きながら。
最初は、「こんなとこ、ママが無理やり連れてきて!!」って怒っていました。
でもこの関わりを続けているうちに、内省していました。本当に黙るんですね。
結果的には、息子は、もう1回テストコースをチャレンジする選択をしました。
私も一緒に上がりました。2回目でも怖くて、足がすくんで、泣きそうになって。
でも一緒に見守りました。
「怖いよぉ、落ちる…」
「そうだよ、怖い!怖いのと一緒においで!怖いままでいいよ」
そして、なんとか、テストコースをクリアしました。
これで返金はもうできなくなりました。
それでも、そこからコースを続けるかどうかは、また同じ関わりをしました。
「すごいよ!合格したよーー。コース行かなくてもいいし、もうここで辞めてもいい。
ちょっと行ってみようと思うなら、行けそうなやつだけ行ってもいいし。どうしたい?」
そしたら、息子は「行けそうなやつかどうか、見てみる」と言ってコースに向かいました。
言葉でいうとサラっと通りすぎますが、現実にはじっくり時間をかけました。何故か。
私は、リアルに今学んでいるリーダーシッププログラムで、大人でさえも「恐怖」に対峙した時は、自分を見失い、極限状態でできない理由を探し始める、というのを目撃しました。その人を見て、どう振舞うのかに学びがあったんです。
私はその体験をした時、超怖かったけれどやり遂げました。と同時に動けなくなる人に対して正直に言うと"足がつった"とか"どこが痛い"とかできない理由を探しているそれは言い訳に聞こえており、その事実を認知することができないでいました。でも途中で降りるということもまた、なかなかできない勇気のいる選択なわけで葛藤するんですよね。
恐怖に立ち向かう姿がまず、素晴らしく、尊敬に値する。向き合う姿は何にも変えられない程に美しい。結果がどうあれ、どちらも非常に勇気のいる選択であることを知る。だからこそ「どうさせたい」という自分の押し付けを手放して、相手を100%委ねて信じる。それを学ぶために、今私はリーダーシッププログラムに参加しているし、それを自分の子に体言しなくて、どうするんだと。
だからブレませんでした。
多くの親はこんなことを言うと言われました。その通りかもしれない。
「もう次の人が待っているから、早く決めなさい」とか
「せっかくきたんだから、やってみなよ!」とか
「できるよ、ほら、○○君もできてるよ」
「もうお金はらっちゃったんだから!」
「じゃママは行くからね!」
だからブレませんでした。
多くの親はこんなことを言うと言われました。その通りかもしれない。
「もう次の人が待っているから、早く決めなさい」とか
「せっかくきたんだから、やってみなよ!」とか
「できるよ、ほら、○○君もできてるよ」
「もうお金はらっちゃったんだから!」
「じゃママは行くからね!」
「大丈夫よ、ほらここをこうやって…」
失敗してもいい。
失敗してもいい。
入場料が無駄になってもいい。
やらされる恐怖を味わうと、恐れからはずっと逃げ回ることになる。自分で立ち向かうことを選択した子は、自分のことを誇らしく思う。たとえ辞めるという選択肢だったとしても。
子供は自分の可能性を自分で拓くことができる。
親として、子供をこうさせたい!!という結果を手放せるかどうか。
超試されます!
途中も色々葛藤があって、実際にやめておいた方コースもありますが、最後にはジップライン大好きになりました。
子供のそんな姿はなかなか見られるものじゃありません。オススメです!
※親が極度の恐怖症だと自分でいっぱいいっぱいになり子供にこういう関わりがしにくくなるという事実もありますのであしからず。(それも自分への信頼があるか問われたりw)
是非いろんな土地にあるみたいですのでチェックしてみてください♪



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