最近NHKでも特集されたレジリエンス。
聞きなれない言葉ですが、「逆境に打ち勝つチカラ」と言われたらイメージが湧くかもしれません。
増え続ける自殺者
ドラッグ・アルコール依存症
いじめからのコミュニティ障害
うつ病
統合失調症
ひきこもり
これらの人にとっては逆境に打ち勝つなんて言葉が強くてビビられてしまうかもしれません。
勝つなんてことより、自分が負ければいい、遮断することが何よりもの安全策、そう考えるかもしれません。
私は大切な人が、うつ、統合失調症、パニック障害にかかり当時何もすることができませんでした。むしろ、自分がどう対峙したらいいかが分からなくて、起こっている事実に戸惑い、大切なまた別の人を守るため気持ちが焦っていました。
当事者も苦しいし
周りの人も苦しい。
私はそんな経験があったからこそ
私はコーチになったんじゃないかと思うのです。
コーチはレジリエンスの専門家であると言っても過言ではないと思います。
People are Naturally, Criatively, Resouseful, and Whole.
人は元々創造力と才知に溢れ欠けるところのない存在である。
という前提に立ち
どんなことからも、学びに変えるチカラがあることを信じて疑いません。
この世の終わりだと思った時、自分が自分の一番見たくない部分こそ、あなたの存在意義でありチカラであると。
まさにアドラー心理学的にも、劇薬という考え方です。
それだけ深い闇にいた経験がある人は、それだけそのような人の痛みが分かり、それ自体がとてつもなく価値であるということ。
子供を殺害された親が立ち上がるケースや、アルコール依存だった方が復帰支援の仕事につくなどもそうです。
私の場合も例外ではありません。
離婚による自信喪失、
シングルマザーとしての収入不安、
大切な人を精神的な病から守れなかったこと、そんなことから今があります。
レジリエンスなんて、
言葉はなんかすごそうですが、
要は痛みとトコトン向き合う
ということです。
痛みから逃げるのではなく、
正面から向き合うこと、
それは一人ではなかなかできません。
コーチと一緒に見に行きます。コーチはその人が浮上するチカラを信じているからこそ、どこまでも深い闇に向かうことは怖れません。
ダイビングのイメージに例えていますが、コーチ紹介ページの「私のコーチングスタイル」をご覧ください。そこから見えてくる世界があります。