4ヶ月に渡るフューチャーセッションが終了しました。先日最終プレゼンの場として、サイボウズの青野社長とITOKIの松井社長含むみなさんにアシュラワークについてお話をさせて頂きました。
両社の社長の話を伺っていて、面白いなと感じた点がそれぞれあったのです。
◯先駆的な働き方を推進されているサイボウズさん。→サイボウズ内では数年前に副業解禁しているということ。
会社の外にでることによってイノベーションが生まれるということを実感されている。
◯老舗大手企業のITOKIさん。→アシュラワークに対する初めのご感想は「企業の経営者としてはまだ理解できませんが、これからの流れか?」ということ。
でもその後に、「数%だけありかな?とも思っている」とのこと。
さすがイノベーションを起こす場の提供をされている企業の経営者さんは柔軟で素晴らしい。
そう言って頂けただけでも我々の布石は打てたのではなかろうか。
そう、アシュラワークをやりながら日々感じていることとしては、世の中多くの人の想定の範囲外の領域を提唱しているということ。つまり"ありえない"世界。だからアシュラワークを推進していく上でハードルはたくさんあると思ってます。
[企業]
通常経営者なら、みんな給料を払う全従業員に会社へのフルコミットを願う。自分の価値観として会社が一番だから、そこを向いている人を評価する。だからマイプロジェクトを推進する従業員は面白くない。こっち向けよと期待したい。だけどWMなど子育てに意識の向いている従業員はこっちを向いてくれないから、しょうがないから淘汰する。副業禁止も同じ論理。
でも経営者が会社を大切に思うが故。
[個人]
日本社会の多くの層はサラリーマン。不満は多けれど、結局は上記のような企業が多ければ迎合するしかない。だって給料減っちゃうから。
更に自分自身が本当は何したいかに向き合うのは怖い。だってそれで今の安定が壊れては元も子もないから。
「面倒くさい、重たい」という常套句が安心でもある。
そう、これらが相互作用してアシュラワークの推進は実は超難しいことだと思っている。
私は、[企業]も[個人]も『あり得ない』を受け入れていくと結構目からウロコだったりする!
優しい革命は、誰かを否定するんじゃなく、自分がいったことのない領域に行ってみて初めて起こせるんだと思う。
企業さよなら、独立します、
はいさようなら。
じゃない選択肢。
個人にも企業にもメリットがある
働き方もあってもよくないかな。