日本代表の監督がアギーレに決まり始めの初戦。
まず、ただでさえ日数の少ない代表合宿で初召集の選手も多い中
初戦の相手がウルグアイと言うのは少々へヴィーな相手ということである。
ただ前代表監督のザッケローニはマッチメイクの際に
弱い相手を好んだためアジアや中堅国が多かった。
勝ちクセをつけることもいいが
強い相手とやらないと見えてこないものもある。
アギーレは会見でも言ったように基本は4-3-3としている。
監督自体は前シーズンまでスペインリーグのエスパニョールを率いていた。
4-3-3自体はスペインリーグで好まれているフォーメーションで
レアルマドリーやバルセロナもこのフォーメーションを使っている。
だからこの4-3-3を用いたのも自然な流れと言える。
しかし日本はこのフォーメーションを使っているチームが少なく
成功しているとはいえないフォーメーションでもある。
日本はどうしても1TOPに当ててとか
司令塔に預けて押し上げを待つといった
サッカーが主流なのでサイドを基点として
このフォーメーションが合わないのかもしれない。
特に3トップのサイドの選手は単独での突破力がないと厳しい。
連携で崩すことに慣れている日本には大変かもしれない。
ただ世界を獲る為にはこの突破力強化は避けられない点でもある。
トップ下はどうしても聖域になりがちで王様扱いさせやすい傾向にある
だからこそトップ下のないフォーメーションに導入は個人的には歓迎する。
本題の4-3-3だがあまり機能していたとはいえない。
試合内容も0-2の敗戦。しかもミス絡み。
守備に関しては球回しよりも球際で戦える選手を選んだように思う。
パス回しの華麗さや分かりやすい選手起用を求めているサポーターに
とっては退屈な代表戦が続くかもしれない。
個人的な印象としては親善試合よりアジアカップやW杯で負けない為の
集団を作ろうとしている印象を受けた。
セットプレイのキッカーは相変わらず本田が蹴っているが
ブラジルW杯から同様全くチャンスになる気配がないので
キッカーを一回変えてみた方が良い。
FKもこの4年で2本しか入っていないようでは話にならない。
あと岡崎のCKには驚かせれた。確かに遠藤が選ばれていないので
右の蹴れる選手がいないのはあるが、それでも他の選手が蹴った方がいい
身長を考え岡崎にしたのかもしれないがそれなら長友でもいいだろう。
ここは不可解な点でもあった。
途中から変えた4-4-2は4-3-3以上に機能していない印象を受けた。
しばらくは4-3-3に固定でもいいと思うが
1つのフォーメンションしか出来ないのは問題だ。
対策をされた時プランBやCといった選択肢は持っておきたい
アギーレ監督は前ザッケローニ代表監督と違い
全員使う旨をあらかじめ会見等でも言っているので
新戦力の鹿島の柴崎や神戸の森岡などのプレイメーカーを使うだろう。
ショートパスで連携による崩しに固執し、セットプレイでの守備に弱く
攻撃ではセットプレイの可能性を全く感じなかった前代表とは違い
ロングボールやセットプレイでの得点パターンやミドルシュートも
増えてくる予感はする。このあたりは楽しみの一つである。
初戦と言う事もあって内容に乏しく
攻撃はこれと言ったシーンがなかったのは残念だが
何はともあれしばらくは様子見の段階だと思う。
次のベネズエラ戦を見てみよう。
