本日、2018.6/17(日)
カメレオ LAST LIVE 「WE ARE KAMELEO!!」@舞浜アンフィシアターから今日でちょうど一年が経ちました。
今日まで、とても早かったような…とても長かったような…。
そして
この一年というのは今まで生きてきた人生の中で一番といってもいいぐらい「不思議な一年間」でした。
ついさっき、自分が書いたカメレオ最後のブログを読み返してきたのですが、あの頃はまだまだ熱が冷めていないというか…
まだ余計な微熱モードをこじらせている感があるといいますか…
つまり…
なんか大人気ない感じだったので…(苦笑)
あの時と、状況や環境や心持もだいぶ変わった現在、一つ冷静な気持ちで1年前を振り返ってみたいと思います。
…
…
……
…………
ん~…
ちょうど一年前が舞浜アンフィシアターだったと考えるとやっぱり全然びっくりです!( ゚Д゚)
訂正させてください。
一年経つの早すぎです💦
今でも覚えていますが、ラストライヴの2週間前ぐらいは本当に本当に忙しくて「終わり」が迫ってきている実感を感じることがまったくできませんでした。
今思えば逆にそれで良かったような気がしています。
「終わり」をリアルに感じたのは、解散ライブ前夜に宿泊していたホテルで0:00を過ぎた後ぐらいからでした。
なんだかんだと次の日の準備を済ませ
ありがたくも関係者の方からいただいたLINEに返信をし、ようやくひと段落付き
ベットに入ってみるものの
まるで寝られない。
身体は思いっきり疲れているのに、頭の中が勝手に動き始める不思議な感覚でした。
なんせ、色々なことが走馬灯のように頭に浮かんでくるんです。
(すいません、走馬灯みたことないんですけどね…)
カメレオ準備期間中だった2011年。コンビニの夜間アルバイト休憩中に「ニート姫」や「21世紀」の歌詞をバックヤードで書いていたこと。
メンバーみんなでBBQに行ったこと。僕の家に集まってひたすら試供品。の袋詰めをしたこと。この先どうなっていくのかも分からない中始動ライヴの日を迎えたこと。1周年記念ワンマン新宿BLAZEのこと。2周年記念ワンマン日本青年館のこと。あまりにも時間が無くてツアーの宿泊先ホテルでアルバムのレコーディングしたこと。オリコン9位にランクインして歓喜したこと。Zeppワンマンで人生初ライヴ中に泣いてしまったこと。47都道府県ツアー、各地でのライヴや街を巡った思い出。
最後のインストアでカメコ&カメオが見せてくれた笑顔や泣き顔や、それぞれの想い。解散が決まった日のこと。。。
良いことも、悪いことも、苦しかったことも、感動したことも。
あげたら数限りないぐらい、6年半の思い出が頭の中に溢れてくる。
思い出そうとしなくても、勝手に頭の中のもう一人の僕が思い出を引っ張り出してきて「おいKouichi!これを見ろ!!」と言われているような
そんな不思議なラストライヴ前夜でした。
それはそれは
まっっっっっったく
寝られない。
カーテンの隙間から朝日がうっすら差し込んできたのをよく覚えています。
そして次の朝、大寝坊するっていう…(苦笑)
会場についても、今日で「終わり」のような雰囲気は微塵も無く。
いつものように朝会場入りし、メンバー・スタッフさん達と挨拶や雑談を交わし、着替えて、メイクをしてもらい、サインなどを書いたり、段取りを確認しながらリハーサルして。
会場こそ違えど、いつもと同じワンマンライヴを迎えるように淡々と時間が過ぎていきました。
しかし、メンバーと「最後」の円陣を組んで「最後」の気合い入れをし、SEが鳴りステージに出ていくまでは、今まで感じたことのないような心臓の鼓動になってました。
ドクドクがとにかく早い早い。
「あれ?なんだこれ!!こんな感じになったこと今までないぞ~」って。
カメラが廻っていたこともあり、冷静を保っている風にしていましたが、あれにはちょっとびっくりしました。
そして
本当ににあっという間に終わってしまったラストライヴでした。
5年半が詰まりに詰まった
あっという間の4時間半。
ただただ
感謝と
申し訳なさでいっぱいだった4時間半でした。
そして
今になって思うことがあります。
ラストライヴ。
会場に来てくれたみんな、
当日は来れなかったけど、その後DVDで観てくれたみんな。
ちゃんと楽しんでもらえたかな?って。
あの日から歳月が経てば経つほど思うようになりました。
今更考えても仕方がないことだとは分かっているんですが
どうかみんなの中で、色あせないライヴ、そして「楽しかったライヴ」であってくれたら嬉しいなぁと思ってます。
僕はあの日のライヴ、一曲一曲や、一つ一つの景色や、みんなの声や表情を、かみしめる様にして、あの場に立っていました。
ラストだったので、曲や演出なども多かったけど、どこか今までにないぐらい、ゆったりと時間を味わっていた気がします。
「楽しかった~!!」とはまたちょっと違い
どちらかというと
「お世話になりました、みんなありがとうね」
終始そんな気持ちでした。
ライヴが終わって、メイクを落として、片付けをして、いつもどうりスタッフさん達や事務所の人たちに挨拶して会場を出て、機材車で打ち上げ会場に向かい、みんなで打ち上げして、おつかれさまでした~ってバイバイして。
これもまたいつもどうりの風景過ぎて、なんだか「終わった」感覚が数日間ありませんでした。
当たり前ですが
それだけ僕にとってカメレオは日常の一つ、人生の一つだったんだなぁって思いました。
準備期間を数えれば約6年半。
良い時もあれば、苦しい時もありました。
辛いことや情けないことも本当に多かったです。
始動した日から悩まなかった日なんて正直一日もありませんでした。
それでも5年半という歳月を歩んでこれたのは間違いなく
カメコ&カメオのおかげでした。
みんなと出会えたから歩いてこれた5年半でした。
みんなと出会えたから戦ってこれた5年半でした。
みんなと出会えたから充実した5年半でした。
メンバー・スタッフさん・事務所のみなさん・関係各所のみなさん、同時期に共演してくれたアーティストのみなさん。
本当に数えきれないぐらい
みなさんのおかげでした!!
今は形としてカメレオは存在していませんが、カメレオが作ってきた音楽は残っています。
過ごしてきた歳月も記憶もその瞬間で触れてくれたみんなや僕の記憶の中で今も生きています。
そして
カメレオを通して生まれた、カメコ&カメオ同士の出会いや、友情が今でも続いていることを聞けるのが実は一番嬉しかったりもします。
そうやって、誰かの「縁」が生まれた場所でカメレオはこれから先も存在していくんだ、と思うと少し報われる気持ちになったりもします。
どうかその友情や絆や縁がずっと続いていきますよーに。
僕もこれまでと変わらずこれからもカメレオとして過ごしてきた歳月に感謝し続けて未来に向かっていきたいな!と思ってます(*^_^*)
貴重で大切で学びの多い6年半でした。
みなさん、本当にありがとうございました。
そして、共に同じ時間を過ごし戦ってきたHIKARU. Daisuke Takashi Takeshiにも感謝。
今はそれぞれ違う道を歩むことになりましたが、メンバー全員に素敵な未来が訪れるといいなぁって思ってます(^^♪
みんなくれぐれも体には気をつけてね~
そんな感じで
「ちょうど1年」のお話でした🎶
一生 WE ARE KAMELEO!!
みんなありがとうね~